幹より上流の根や源の部分を入れ替えたのは以下のような時期です。
2006年6月:建て替え、ブレーカー(汎用100A)を設置
まだオーディオに対する知識がほとんどない初心者の状態で、自宅を建て替えた2006年に一般的なブレーカーを導入しましたが、100Aを契約したことで自動的に太い幹線が引かれることになったのは結果的に良かったでしょう。静かな住宅街でトランスも家の目の前にあり、専用トランスとはいきませんが電源環境は悪くないと思われます。
2009年9月:電源タップChikuma Complete-4 IIを導入
当時フラグシップとして発表されたこの電源タップは、台数限定でモニター販売され、定価199,500円(税込)を約半額で購入したものです。Chikumaのタップが持つ涼しげで糸を引くような余韻が特長で、長年主要機器の電源を支えてきたお気に入りの一品です。
2011年4月:壁内配線、壁コンセントなどの電源工事
2011年のゴールデンウィークに電気工事業者を呼んで、スピーカーケーブルの壁内配線するための配管、今は使っていないプロジェクタ用の電源とHDMIケーブル用の天井裏配管とあわせて、AV機器用の電源工事をしました。
- 主要機器向け壁内配線(主):オヤイデ EE-F/S2.0
- コンセント(主)①:THE J-1 PROJECT JPCK2-15R+J1C15UL+POBK-1
- コンセント(主)②:オヤイデ R-1 Beryllium + WPC-Z
- コンセント(副)①:オヤイデ R-1 Beryllium + THE J-1 PROJECT J1C15UL
- コンセント(副)②:THE J-1 PROJECT JPCK2-15 + FURUTECH 102-D
コンセント(主)は専用の子ブレーカーからオヤイデ EE-F/S2.0で供給されていて、アンプやプレーヤー向けで、コンセント(副)は部屋の共用電源から供給されているテレビやレコーダー、ゲーム機など向けとなっています。
2011年に電源工事をしてから、主たる電源環境はいじっておらず、電源ケーブルもPOWER REFERENCE-TripleCを試聴するまで変更せずにやってきましたし、これらは長く愛用してきた品ばかりで、不動のレギュラーでした。
NCFコンセントの可能性
システムの幹より上流を常に安定させておくことで、バランスを保ち、音造りをシンプルに、調整をしやすくすることが目的でこのような形になっていますが、もしバランスを維持したまま、もしくはバランスがよくなる方向でグレードアップができる選択肢があるなら、ぜひ試してみたい。
そして、電源ケーブルの交換をしてみた結果、その可能性がNCFコンセントFURUTECH GTX-D NCF(R)にはありそうだなと思いつつあります。
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