試聴曲
今回の試聴曲は以下のCDです。いつもどおりです。
image(イマージュ)
このCDをリッピングしてネットワーク再生し、以下の3曲を試聴します。
- 03. リベルタンゴ / ヨーヨー・マ
- 13. 「風笛」― あすかのテーマ / 大島ミチル featuring 宮本文昭
- 16. 「情熱大陸」メインテーマ/ 葉加瀬太郎 with 小松亮太
試聴してみると…
音を出した瞬間、その音の変化に驚きました。そして同時に「やりすぎたか?」と少し後悔しました。音のバランスが大きく崩れるほどの変化だったのです。
リベルタンゴ / ヨーヨー・マから流れてくると芯の音の強い低音がゴリゴリ鳴り、曲全体を重低音が支配していて、同じボリュームにも関わらず、音量が5dbほど上がったように感じていました。
これまでも何度も書いていますが、私は重低音が支配的な音はあまり好きではありません。音圧で耳が痛くなるような重低音は苦手ですが、スピーカーからは圧の強い重低音がドンドン出てきて、共振してしまっている印象です。
そのままリベルタンゴをしばらく聞き続けてみると、支配的な重低音の中で、従来の少し薄めだった中低音に厚みがでて、チェロの鳴りがよく響いています。
風笛に曲を変えてみると、こちらでも普段余り意識していなかった中低音が強く感じられますが、低音のあまりない部分では、高音部の透明感はそのままにレンジは広がり、響きはさらに繊細になっています。
引き続き「情熱大陸」メインテーマを聞いてみると、こちらも重低音が支配的ですが、倍音や残響音が豊かになっているにもかかわらず、音の分離間は向上していて、各楽器の音の存在感が増し、ハーモニーが立体的です。
試聴を続けてみると…
その後もいろいろな曲を次々と確認しながらかけていきましたが、ダイナミックレンジの向上、音全体の厚みが増し、楽器それぞれの存在感が増していること、高音部に残っていた棘のようなものも和らいでいることがわかり、重低音過多という問題はあるものの、このですぎた重低音を少し抑えて調整できれば、全体的な音質は一皮向けそうな雰囲気を感じました。
先日のオフ会で、精細感を残したまま、中低音のパワフルさがもう少しあっても良いかなと感じ始めていたところにこの変化ですから、「出来ればこのパワーをうまく取り入れたい…。」という気持ちにもなるので、少しアクセサリの調整をしてみようかと思っています。
電気的ノイズはここまで対策すればもう必要ないだろうと思っていますが、もう片側の光メディアコンバータに対策したら、何らかの変化は起きるんだろうか?と疑問がわかなくもありません。気が向いたらまたペタペタ貼ってみるかもしれませんが…。とりあえずこの音のバランスを何とか整えなくてはいけませんね。
なかなか予想通りに事は運びませんが、こういう実験はおもしろいです。
Her-
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