光ファイバーケーブルは簡単に折れてしまうので、配線にも気を使いますし、普段使っている間にも簡単に折れてしまうことがあり、取り扱いが難しいのが弱点です。
取り扱いの難しさ故、あまり導入はオススメできないのですが、一般的なパソコンの電気的ノイズは、オーディオ機器のようなノイズ対策をされた機器にはことのほか大きな影響を与えていて、特に我が家のネットワークは小規模オフィス並みのパソコンが接続されているノイズの渦なので、この光メディアコンバータの導入によるノイズ低減がオーディオの音に与えた影響はかなり大きなものでした。
電気的なノイズは、金属製ケーブルで接続すれば、どうしても伝わってしまうものですし、ノイズ対策というのはシステム全体で考えるべき問題で、局所で対策をしてもあまり大きな効果は望めません。
ネットワーク機器はパソコン周辺機器ですから、STPケーブルやスイッチングハブをアースへ落とすとか、ノイズ対策用のキャップを使ったり、電磁波吸収シートを貼り付けたり、小さな対策を積み重ねて行く必要がでてきます。
光メディアコンバータの分解
この光メディアコンバータHobbes HME2-1000SX/SC550は定価は1台5万円以上するものなので、簡単に購入できるものではありません。格安で販売されていた中古で購入したものです。きっとどこかの企業で使われていたものでしょう。
中古で購入した際、比較的状態がよく、中をあけて掃除をすることもせず、そのまま使い始めたので、実は今回分解するのは初めてでどんな基板になっているのか知りません。というわけでまずは分解してみることにしました。
両サイドのネジを4本はずすとふたが外れました。
電源を落としてすぐ開けたので、緑色の廃熱用のヒートシンクはそれなりに熱くなっていました。ここに何かを貼り付けるのはやめた方がよさそうです。中には誇りなども溜まっておらずとても状態はよさそうです。環境のよいラックの中などで使用されていたのかもしれません。
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