どうしてもギガビット対応がいいなら…
ノイズの量を考えると100Mbps対応品の方が有利だとは思いますが、環境によっては、使用しているスイッチングハブが1Gbps対応品だったり、バックアップ時の転送速度を気になったりするとどうしても1Gbps対応の機種が欲しい方もいらっしゃるでしょう。
TP-LINK MC220L
最近、TP-LINK MC220Lという型番のSFP端子が搭載されたメディアコンバータが「SOtM sNH-10Gで光LAN通信をすぐに体験しようキャンペーン」中にプレゼントとして使われていたのを試してみましたので、追記しておきましょう。
RJ-45コネクタは、1000Base-T対応なので、一般的な1Gbps対応スイッチングハブと直接接続できます。
TP-LINK TL-SM311LS
MC220Lはこのままでは光ファイバーケーブルを接続することはできませんので、別途MiniGBICモジュールが必要になりますが、同じくTP-LINK TL-SM311LSなどのいうLCコネクタ用のMiniGBICモジュールが比較的安価に販売されているので、これらを2機1対で使えば、1Gbps環境でも簡単に構築ができます。
対応ケーブルは「9/125 μm Single-mode」とメーカーのHPには記載がありますので、このモジュールを接続した機器同士を光ファイバーケーブルの両端がLC-LCとなっている「シングルモード」、「9/125 μm対応」の光ファイバーケーブルで接続することになります。
互換性の問題が発生することがあるので、TP-LINK製でそろえるのが無難ですので、MC220LとTL-SM311LSを2組、ケーブルを1本購入すると2万円前後で揃えることができると思います。
コメント
Hermitage様
いつも貴重な情報ありがとうございます。
この記事のご紹介を元に、正月休みの期間中に光メディアコンバーターを試してみました。lmc100と勘違いしてmmc100を購入しましたが、しっかりデータが通ってくれて助かりました。
音は、良くなりました。楽器の前後感がわかる、今まで聴こえてなかった音が聴こえる…ノイズが減る効果なのだろうと思います。
これはいい!ともう一組購入してNAS-ハブにもつなぎ楽しんでいます。
ありがとうございました。これからも貴重な体験知見をご紹介ください。よろしくお願いいたします。
dekutaさん、コメントありがとうございます。
間違って購入されてしまったようですが、無事接続できてよかったですね。お役に立てたようでうれしいです。
LANは家中に張り巡らされたアンテナのようなものなので自然とノイズを集めてしまいますが、一度光信号に変換してあげることでその影響を遮断することができます。
もっと光ファイバー接続が簡単に使える機器が出てきてオーディオ用途に普及していってくれるといいですね。