ケーブルの接続変更
EE/F-2.6-TripleCのときも事前にケーブルをまげて形を作ってから導入しましたが、POWER REFERENCE-TripleCはフレキシブル・テフロン・コーティング銅管のおかげで柔らかく、自分の思った形に曲がりやすく取り回しが良く感じますね。
このケーブルを私が使用している主要機器へ給電しているタップCHIKUMA Complete-4 IIの給電用ケーブルに使ってみます。このケーブルが作ってもらえると聞いたときから、このタップに使うと決めていました。
一応写真は載せてみますが、混雑していてほとんどわからないかと…。右側に見えるコンセントに刺さっているのが該当のケーブルです。
変更前
THE J-1 PROJECT JPCK2-15R+J1C15UL+POBK-1
⇒ P-004-EE/F-2.6-TripleC-C-004 ⇒ CHIKUMA Complete-4 II
前回、プラグは流用して線材をPCOCC-AのOYAIDE EE/F-S 2.0からEE/F-2.6-TripleCに変えています。これでも十分ない改善は見られましたが、さて次はどうなるんでしょうか?
変更後
THE J-1 PROJECT JPCK2-15R+J1C15UL+POBK-1
⇒ P-004-POWER REFERENCE-TripleC-C-004 ⇒ CHIKUMA Complete-4 II
EE/F-2.6-TripleCの配線時に配線コースを失敗した(信号線に近いところを通してしまった)ので、今回はケーブルの余る部分は壁際に迂回させて、配線してみました。それだけ柔らかくまげられるということでもありますがね。
CHIKUMA Complete-4 IIは、私のお気に入りアイテムの1つで、2009年に公募していたモニター購入で導入して以来、一度も買い換えたいと思ったことがありません。美しい高音の響きが特徴的な当時のフラグシップモデルで、定価:199,500円(税込)を、モニター価格:99,750円(税込)で購入し使い続けています。
以下のような機器が接続されています。
- AVプリアンプ Marantz AV8802A
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- ユニバーサルプレーヤー:DENON DVD-A1XVA
- UHD blu-rayプレーヤー:Panasonic DMP-UB900
システムの中心であるAVプリアンプが含まれているので、システムトータルのグレードアップが狙えそうです。エージングについては別の機器を使って24時間以上かけて通電させたまま放置したのちに接続変更しています。
まずはやりなれたゲームで小手調べ…
ケーブルを変更してまず軽くゲームなどをプレイしてなじむのを待って見ましたが、全体的な傾向は、EE/F-2.6-TripleCに似ていて、PCOCC-Aのケーブルより色温度か高めにでます。
明るい部分の輝度が高く感じられ、夜空の星の数はさらに増して、明るい星の光に埋もれていた淡く小さな星も姿を表します。EE/F-2.6-TripleCでも同様の改善は見られていましたが、それ以上に星が満点で空が近く感じます。また水面のさざなみや揺らめきの描写が、小さな波まで細かく描き出されていて驚きました。遠景の見通しのよさは素晴らしく、階調表現が良いためかすごくしっとりした滑らかな映像に感じます。
音はとにかく静かに囁くように仔細な音が描かれ、高音には美しい艶とふわっと広がる余韻、スピード感がある骨太な低音が印象的です。
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