2022/1/20不定期更新に変更します

ネットワークオーディオをネットワークへ接続してはいけない(2)空中からのノイズ

ネットワークオーディオ

電磁波対策を追加する

私は上記のような理由で、スイッチングハブの筐体は金属製のものを選ぶようにしていますが、ネットワークオーディオ環境を整えると、同時にAV機器周辺にパソコン周辺機器が置かれることになるので、従来よりもノイズ対策を入念に行う必要が出てきます。

ネットワークオーディオ ノイズ 電磁波 音が良い 音を悪くする スイッチングハブ 金属筐体 アナログ電源 LANケーブル STP 音質

電波や電磁波というのは、隙間があるとその隙間が入ってきてしまうので、本来は完全に金属で覆ってしまえばいいのですが廃熱やポートなどもあり、密閉するのは難しいので、廃熱用の隙間(スリット)も大きさや間隔などを工夫して進入しづらく設計されています。

それでも極力隙間をふさぎ、電磁波が内部へ入らないように、少しでもシールド効果を高めるために、私は筐体に電磁波吸収シートを貼り付けたり、電磁波吸収シートを貼り付けたキャップをネットワーク機器の各ポートに装着し、さらにAV機器の各ポートにも金属製のキャップなどで覆ってしまうようにしています。

金属製のキャップをRCAの出力端子などにかぶせると音が悪くなる場合もあるようですが、私は内部に電磁波が入るよりは塞ぐ方を優先しています。もちろん聴感上明らかに音が悪くなるのであればキャップは別のものを検討しますが、用途別に以下のようなキャップを使っています。

RCA:AUDIOQUEST NOISE-STOPPER-CAPS RCA

XLR-IN:AUDIOQUEST NOISE-STOPPER-CAPS XLR-IN

XLR-OUT:AUDIOQUEST NOISE-STOPPER-CAPS XLR-OUT

ネットワークオーディオ ノイズ 電磁波 音が良い 音を悪くする スイッチングハブ 金属筐体 アナログ電源 LANケーブル STP 音質

HDMI、USB、LANなど:一般的なつまみなしキャップに電磁は吸収シートを貼り付けたもの

ネットワークオーディオ ノイズ 電磁波 音が良い 音を悪くする スイッチングハブ 金属筐体 アナログ電源 LANケーブル STP 音質

HDMI、LAN端子保護キャップに振動対策と電磁波対策
空きポートを見ると… 最近のホームシアターで使われるAVアンプを中心とした機器はとにかく機能が豊富で、端子も使い切れないほどついています。私その空きポートを見て、アナログ端子なんてなくなればいいのに…と思ってしまいます。 空きポートを見ると...

ささやかな抵抗ですが、小さなことを積み重ねて対策するしかありません。これらの対策をAVプリアンプ、パワーアンプ、プレーヤー、スイッチングハブ、NASなど手の届くところをこまめに対策してあります。

次回は、機器自身が発するノイズについて書いていきたいと思います。

ネットワークオーディオをネットワークへ接続してはいけない(3)機器自身が発するノイズ
機器自身が発するノイズ 前回は、空中から飛来するノイズについて、その対策方法を交えて書きました。 今回は、機器自身が発するノイズについて書いていきます。 電気が通るところにノイズは付き物です。特にパソコン周辺機器に使われてるデジタル回路は、...

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