トランスポートの潔さ
つい先日、4K UrtraHD Blu-ray対応ユニバーサルプレーヤーPioneer UDP-LX800を購入したばかりですが、その機能の中にトランスポートモードという機能があり、それが購入のポイントになりました。
Pioneer UDP-LX800予約購入検討(3)究極形に近づくトランスポートモード
現時点で究極形に近い AVAC新宿本店の4K UrtraHD Blu-ray対応ユニバーサルプレーヤーPioneer UDP-LX800スペシャルイベントフェアでは、同社のインテグレーテッドアンプPioneer A-70Aとバランスケーブル...
AV機器の世界では電圧変動やノイズ低減を突き詰めていくと、DACなどの処理部分を切り離すトランスポートへ帰結し、各社の特別なモデルは処理部と読み込み部を分割したセパレート構成になることがあります。
UDP-LX800の記事でも話題には上げましたが、以前Blu-rayプレーヤーの初期の頃にプレーヤーとしての機能をそぎ落とし、Blu-ray/DVD/CDの各種メディアを読み込むことに特化したトランスポートがありました。DENON DVD-2500BTです。
DENON DVD-2500BT
DVD-2500BTは価格帯としてはハイエンドモデルというほど高価ではありませんでしたが、まだオーディオ機器メーカー各社からBlu-rayプレーヤーが発売される前に登場したモデルで、映像音声出力端子はHDMI端子1つのみという非常に割り切ったモデルでした。
今となっては陳腐となってしまった部分もありますが、以下のような特長と仕様を備えていました。
主な特長
- 最新HDフォーマットのビットストリーム出力対応のBDトランスポート
- フィルムの質感を最大限に引き出す1080p/24Hz出力機能搭載
- 高品位デジタル・ビデオ・インターフェイスHDMI(Ver.1.3a対応)を装備
- 高品位I/P変換および1080pまでのスケーリング機能搭載
- 回路間の干渉を抑える分離分割構造
- デノン オリジナル高精度ドライブメカニズム搭載
- 多様な再生メディア(BD、DVDビデオ、DVD+R/RW、DVD-R、DVD-RW(VRモード対応)、CD 、CD-R/RW)
- DivXファイル再生に対応(Ver.6対応)
- 操作しやすいリモートコントローラー付属
主な仕様
- HDMI端子(デジタルオーディオ出力含む、Ver.1.3a対応):1系統
- コントロール端子/RS-232C端子、ルームtoルーム(IN1、OUT1)
- 電源/100V 50/60Hz
- 消費電力/30W(待機電力 約0.8W)
- 最大外形寸法/W434×H139×D391mm(突起物含む)
- 質量/9.4kg
当時の状況を振り返ってみると、まだ国内オーディオメーカーはユニバーサルプレーヤーを競って発売している状況でした。
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