NASについて
NASについては、今回のレビュー対象となるDELA モニター評価機モデルとなります。
MELCO SYNCRETS DELA HA-N1AH40-BK相当※モニター評価機モデル
- 電源:付属電源ケーブル→AudioQuest NRG-X3
- LANケーブル:Acoustic Revive R-AL1
今回この電源ケーブルを、付属品から、従来QNAP TS-119へ電源供給していたELSOUND アナログ電源に使っていたAudioQuest NRG-X3(0.9m)へ変更して比較試聴します。
試聴曲
試聴曲はいつものとおり、以下のような曲を聴いてきます。
image ※FLAC 44.1kHz/16bit
Boyz II Men – Evolution ※FLAC 44.1kHz/16bit
Diana Krall – When I Look in Your Eyes ※FLAC 96kHz/24bit
感想
私が事前に想定していたより、電源ケーブルによる変化は大きいなというのが率直な感想です。スピーカーからの音が良く広がり、空間表現が大きく広がる印象で、特に高音の響きがリッチでオーボエやピアノのキラキラ感が一層際立ちます。しかし低音のタイトな感じと、音全体の硬質な感じはまだ残っているので、まだ改善の余地がありますね。
まずは標準的なケーブルから、実売7000~8000円程度の比較的廉価なオーディオ用の電源ケーブルに変更してみただけで、これまでQNAP TS-119やIODATA Rockdisk for audioなどを使ってきた経験上の変化に比べて想像以上に音に変化がありました。
一般的なNASはコンパクトに設計されていることもあり、基板上のレイアウトに余裕がなかったり、HDDと基盤が密着するように配置されていたりと、内部ノイズの影響が周囲に影響を及ぼしやすいことが容易に想像できます。
一方でフルサイズのDELAは筐体内部の配置にも余裕がありますし、パーツそれぞれの距離がある程度取れているので、一般的なNASに比べて、内部ノイズの影響が小さく、アクセサリの投入に対する反応がよいのではないかと推測します。
このくらい反応が良ければ、もう少しいいケーブルを投入する価値はありそうですね。
Her-
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