ツリー構造の例を書くとこんな感じです。
Music
├01JPOPS
│├ALBUM
││└Dreams Come True – Dreams Come True GreatestHits THE SOUL
││ ├FLAC
││ │├DISC1
││ │└DISC2
││ └WAV
││ ├DISC1
││ └DISC2
│└SINGLE
├02洋楽
└03Classic
├
基本的にNASからタブレット端末でデータを読み込む場合は、DLNAサーバーが構築してくれるライブラリの機能はほとんど使わずに、「フォルダ」へアクセスして、自分が作ったツリー構造から探してファイルを読みだすようにしています。
人の基準で作られたデータベースはどうしてもかゆいところに手が届かないと感じることが多いので、自分の頭の中で整理された構造そのままにファイルにアクセスできる方が使いやすいからです。
ですから、このツリー構造を保ったままDELAにも保存してほしいと考えていますが、説明書を読んでいると、取り込み時のファイルの管理方法がわからなかったので、実際にテストしてから保存方法を決めることにしました。
実際にUSBメモリを使ってテスト
実際にUSBメモリにテスト音源を保存して、フロントもしくはリアのUSB3.0ポートにUSBメモリを接続してみると、マニュアルどおり指示が出て、指示通り進めるとデータはコピーされました。
しかし中のディレクトリをネットワーク経由でパソコンから見てみると、音源とは関係のないUSBメモリ内にあったデータまですべて取り込まれていました。この時点でUSB端子経由で取り込んだデータは以下のフォルダ構造で保存されました。
share
└import
└all
そして作成された「all」フォルダの中にUSBデバイスに保存された形のまま取り込まれることがわかりました。オプションで日付フォルダを選択すると「20170901」のような日付のフォルダができて保存した日ごとにフォルダが分かれるようです。
つまり外付けのUSBハードディスクなどに、バックアップしてあるデータなら、保存してあるディレクトリ構造のまま取り込まれるということですね。しかし、この形式だと曲の追加をしたいときに出来上がるフォルダの構造を想定してUSBメモリなどに保存してからコピーしないといけないので、やや不便ですね。
説明書を読む限り、データを保存したCD-Rなどからデータを読み込む場合も同じようです。
残念ながらUSBメモリや外付けのUSBハードディスクなどからデータを取り込むのは、私のニーズには合いそうもありません。
ネットワーク経由でパソコンから保存してみる
ファイルの取り込み方法としてマニュアルには載っていないようですが、これまでUSBメモリからのテストの状況を確認するためにネットワーク経由でフォルダを閲覧していましたが、そこにデータをコピーしてみることにしました。
例えば、先ほどの「share」フォルダに直接テスト用の音源データを以下のようなディレクトリ構造で保存してみます。
└アーティスト名-アルバム名
├FLAC
│└曲名.flac
└WAV
└曲名.wav
ネットワーク経由で、パソコンでデータをコピーするのと同じようにドラッグアンドドロップでデータをコピーすると、コピーは問題なくできて保存されています。
しかし保存されたデータがDELAで認識されて、ネットワークオーディオプレーヤーで再生できなくては意味がありません。実際にタブレット端末からDELAのデータを参照すると、フォルダから読み込むことができ、従来のNASと同様にネットワークオーディオプレーヤーで再生することができました。
結論
ネットワーク経由でのファイルの保存であれば、一般的なパソコンの共有と同じようにデータの閲覧やコピーが出来ることがわかったので、従来のデータをネットワーク経由で「share」フォルダの直下に従来のディレクトリ構造を保った状態で保存することにしました。
また今後リッピングやハイレゾファイルのダウンロードなどでファイルが増える場合も、ネットワーク経由で保存していくことになります。
最近使っていないので知りませんが、昔iTunesを使っていたことがありました。iTunesは勝手にファイルを管理してくれる点は便利ではありますが、私のように個人の管理ルール定めている人間の思想をまったく受け入れる余地がなく、すべてAppleの思想通りに管理され、押し付けられる印象を持って、嫌気が差して私はiTunesを使うのをやめました。
自分とは思想の違う人が作ったルールで管理されることほど苦痛なものはありません。
私のように自分で決めたルールに沿ってファイルを管理されている方もいらっしゃると思いますが、DELAは個人のフォルダ管理も受け入れる幅の広さは持ち合わせているようです。こういった自由度の余地が残されているのはとても助かります。
さてファイルのコピーが終わったら試聴に入るとしましょう。
Her-
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