DELAテスト再開
長らく体調不良のままテストが止まっていたDELAモニター評価機の改造ですが、「かえでとけーぶる」さんからお借りしたままになっていた、SATAドライブ用の電源ケーブルのテストを再開することにしました。

交換するのは写真上部にあるコネクタ、SATAドライブ用の電源ケーブルです。
本来はメインボードに接続する電源ケーブル(上記写真下)も交換する予定でしたが、結線に問題があり、使えないということがわかりましたので今回は対象外とすることにしました。(壊れなくて良かった…。)
線径の違い
私も直接言われるまで気づいていませんでしたが、線径の違いがあり、左の方がわずかですが太くなっています。
2本どちらも102 SSC導体ですが、太さによってもまた音が異なることが推測されるため、その聞き比べもしてみることにします。
交換
事前にこの評価のために内部配線のパーツは、出荷時のものに戻してあります。今回交換対象となるのは中央のメイン基盤と左右にあるHDDとを接続している電源ケーブルになります。
上記写真の右側(電源インレット側)のドライブの電源ケーブルを、線径の細い方に交換します。
先の写真左側のドライブの電源ケーブルを線径の太い方に交換します。
ケーブル2本を交換したので、ケーブルの色からだいぶ赤や黄色が減って地味な印象に変わりました。
HDDは2台ありますが、RAIDの構成はミラーリング、つまり2台のHDDに同時に同じデータを保存するバックアップ重視の使い方をしてありますので、再生時はどちらかのHDDがマスターとしてデータの読み出しに対応していると思われます。
試聴システムの概要
試聴システムは以下の通りです。
- AVプリアンプ:Marantz AV8802A
- マルチチャンネルパワーアンプ:DENON POA-A1HD
- フロントスピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- NAS:メルコシンクレッツ DELAモニター評価機
試聴曲
試聴曲は以下のような曲を聴いてきます。
「Sarah Brightman – Time To Say Goodbye」 ※FLAC 44.1kHz/16bit
「Diana Krall – When I Look in Your Eyes」 ※FLAC 96kHz/24bit
小さなパーツだけど
まずは電源インレット側のHDDに線径の細い方を接続した状態で、長時間エージング(2週間ほど)をかけてから試聴してみます。
聴いた瞬間にわかるくらい、空間の広がりが大きく、明瞭で凛とした雰囲気でありながら音は柔らかく広がります。例えばピアノの基音はしっかりと緊張感がある音ですが、広がる倍音や余韻は柔らかくふわっと広がっていきます。
ベースの音は太さは感じますが、全体的に少し軽めで、リズミカルで小気味良いですが、もう少し密度感が欲しいところです。
それでは2つのHDDの電源ケーブルを入れ替えてみましょう。
ケーブルの入れ替え
今度は電源インレットに近いHDDの電源ケーブルを、逆のHDDに接続していた線径の太いものに交換してみます。
先ほど聞いたものと傾向は似ていますが、こちらの方が明るく鮮やかな印象を受けます。ピアノの基音は華やかさがあり、音の広がりに加えて、残響音の滞在時間が長く感じられます。ベースは太く重く重厚感が感じられ、先ほど物足りなかった音の密度感もこちらでは十分に感じられます。
どちらがマスターHDDとして動作しているのかわかりませんが、左右のHDDの電源ケーブルを入れ替えるだけでもかなり音は変わりますね。
たかが内部配線と侮ることなかれ
内部配線の電源ケーブルを1つ2つ交換するだけで、ガラッと雰囲気が変わることはよく理解できました。一度また出荷時のケーブルに戻して、お借りしたすべてケーブルをお返しします。
今度は同じ電源ケーブルに別の線材を試してみたくなったのと、SATAケーブルの試作品もお借りできると思うので、そちらが届き次第試してみたいと思います。
Her-
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