HDDを外してみると
ワッシャーを取り付けるために実際にHDDを外してみて気づいたことですが、HDDマウントを筐体に固定している部分はマウントを上下からダンパーで挟み、金属のワッシャーとネジで固定している状態でした。片側にはついていないと思っていてそこにシリコンゴムを使うことをもくろんでいましたが、ここはデフォルトの状態を尊重して断念することにしました。
一方マウンタとHDDを固定している部分にはワッシャーなしでネジで固定されていたので、ここにD2052制振合金ワッシャーを取り付けて、効果を確認してみます。
このワッシャーに使われている素材、制振合金D2052 スターサイレントは、物体の振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで、振動を吸収(小さく)する特殊材料で、振動を吸収すること起こるノイズを低減することができるため、オーディオ製品などにも採用されているそうです。非磁性体というのも良いですね。
ケーブルの配線変更
もう1点、従来はデータケーブルであるSATAケーブルと、基板の間を接続している電源ケーブルがまとめられていました。
それを今回、インシュロックを外してSATAケーブルを分けて、距離を取りました。また電源ケーブルの内、余長のあるものは配線経路を変えてHDDの脇を通して、基板から距離が取るように配線を変えました。(写真右側)
コメント
Herさん、こんにちは。
D2052の威力、体感されましたか!
HDDのような振動発振源への使用が一般的かと思いますが、当方では基盤の止めネジへの使用での効果が顕著でした。
もしワッシャーに余裕ありましたら是非ともお試しください!
おいけさん、コメントありがとうございます。
これは結構驚きましたね。
追加発注してますので、また使いどころを考えてみます。