各ポートの相関関係
それぞれの端子を使ったときの印象から、簡単な相関図を作って、キーワードを拾い出すと各端子の傾向がなんとなく分かりました。図はすごく見にくいですが…。
- フロント:音の柔らかさ、緩さ
- リア左:低音が軽く、高音に透明感
- リア中央:空間の広がり、ダンピング感、サ行のきつさ
- リア右:重心が低い、スケール感が大きい
そのほか組み合わせで特徴的なのが、フロントとリア中央を使ったときに音がきつくなるという点です。
もちろんこれは私の環境での話なので、全ての環境で同じ傾向が出るのかは分かりませんが、ポートごとに特徴があるように感じられます。
さらにRLT-1の追加
とりあえず、フロントとリア左右に仮決めをして、1つお借りしたLANターミネータ RLT-1を接続して、音を確認してみましょう。
重心の低さ、音の厚みから来る重厚感に加え、空間の音の密度が高いのが特徴的です。女性の声には艶があり、余韻が美しいですが、男性の声にもう少し厚みが欲しいところです。
さきほどどちらにするか迷った、4つ全部接続した状態でも試してみます。
銃身の低さは相変わらず、クリアさが加わります。女性の声も重心が低く、安定感が増しますが、やはりサ行にささくれ感が感じられます。一方先ほど不満のあった男性の声には厚みが感じられます。
RUT-1×3+RLT-1だと少し声の厚みに不満が残り、RUT-1×4+RLT-1だと高音のささくれ感が気になります。うーん、どちらがいいのか決めかねますね。とりあえず全部接続しっぱなしにして、次の手を打ったときにまた比較してみます。
まとめ
各ポートごとにわずかに効果が異なり、複数個重ねるとそれぞれの特徴が合わさって、また違った顔を見せます。1個より2個は効果が高そうですが、3個以上は組み合わせによって、悪い部分も見え隠れしたりします。
なかなか面白いので複数個お持ちの方は試してみてください。手元に無いけど試してみたいなら、貸し出しサービスを利用してみるのもいいかもしれませんね。
調整は続きますが、とりあえずノイズフィルタのテストはこれにて終了となります。だいぶ硬さは取れたもののどうしても取れない支配的な冷たさが残っています。この冷たさは何なんだろう?次は何して改善を試みようかな…?
Her-
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