電源ケーブルは単線ケーブルのAudioQuest NRG-5、AVプリアンプMarantz AV8802Aとの接続は、同軸ケーブルAUDIOQUEST Hawk Eyeで接続されていて、D/A変換はAV8802Aで行われています。
スイッチングハブと接続しているLANケーブルはACOUSTIC REVIVE LAN-1.0PA、スイッチングハブはPLANEX FX-08miniとなっています。
NASはIODATA RockDisk for audioで、以前D-RENを装着して以来そのまま装着してあります。
ネットワークはセグメントをネットワークオーディオ専用に分け、LAN経由のノイズを極力低減できるよう、光メディアコンバータを使って隔離してあります。
試聴曲
今回の試聴曲以下の2枚のCDです。
image(イマージュ)
このCDをリッピングしてネットワーク再生し、以下の3曲を試聴します。
- 03. リベルタンゴ / ヨーヨー・マ
- 13. 「風笛」― あすかのテーマ / 大島ミチル featuring 宮本文昭
- 16. 「情熱大陸」メインテーマ/ 葉加瀬太郎 with 小松亮太
Boyz II Men – Evolution(国内盤ボーナストラック付)
さらにこのCDをリッピングしたFLACファイルを聞きました。
D-REN装着後の変化
Marantz NA-11S1にD-RENを装着すると、透明感の向上が見られ、ドラムなどの打楽器の音の圧が強く、前に出てくる主張の強い音に感じられます。音のセパレーションがよく、楽器ごとの前後の展開も明確になることで、ステージの奥行きが広がったような感覚になります。
「風笛」のオーボエの高音が高くスーッと伸びますが、やや線が細くなり響きが浅く、リベルタンゴのチェロ、「情熱大陸」のバイオリンの音も切れは良くなりますが、やや膨らみが不足して、全体的にエッジが立った硬めの電子音っぽさが出てきます。
「情熱大陸」のテーマでは低音部が強く前へ出て、高音部は後ろに下がるような雰囲気で、ステージの奥行きが拡がっているように感じますが、楽器の位置になんだか違和感が出てしまいます。1週間ほど置けば低音部の主張は多少収まるかもしれませんが…。
音の変化という意味では大きく、D-RENの変化自体で遊ぶことはできましたが、高音部の響きの悪さ、弦楽器の膨らみのなさにはちょっと納得がいかず、全体のバランスが崩れてしまってこのまま使い続けるのは断念しました、不採用。
重量の違いで傾向の違いは今のところ感じられないなぁ。書き終わってから思いついたのですが…、響きが悪いならSOUNDMAGIC STB-1をはずして聞いてみればよかったなぁ…。
Her-
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