交換
DELA S100の方から交換します。光ファイバーケーブルは前回と同じく、SIEMON FJ2-LCLC5L-10というマルチモード(50/125μm)に対応ケーブルです。
こちらはLUMIN X1の方です。どちらも一度接続してしまうと、見た目で他のモジュールと見分けがつく特徴がなくなってしまいますね。
輪郭の甘いぼやけた音
Cisco製は初めて聞きますが、温度感もやや温かみがあり、湿度感や色彩感もそれなり感じられますが、鮮やかさには欠けますね。音の密度はありつつも、音の粒に精細感がなく、音像が甘いため、音場が平面的になってしまいます。
高音には華やかさはありますが、すりガラスから映像を見ているようなもやもやした印象で、低音については膨らみ量感が出るが、インパクトが弱いのでシステムによってはややブーミーに感じるかもしれません。
音に角がなくてよく言えば聞きやすいが、ハッとするようなところがなく、同じ規格でもPN54022で聞いた色鮮やかで輝くような色彩が感じられません。なんとも言えない残念な音です。
Panasonic製がおすすめ
これでSFPモジュールの比較試聴は一段落としようと思いますが、もし今からSFPモジュールをネットワークオーディオに使おうと考えている方は、ぜひパナソニックESネットワークス PN54021KかPN54022を探して買ってみてください。PN54023KやPN54024でもいいですが、価格の安いPN54021KやPN54022でも遜色ない音が出ますし、入手もしやすいはずです。
何なら中古なら数百円でCiscoやFinisarは手に入るので、それと比較してみてください。ある程度調整を重ねてきたシステムなら明確にその差が表れるはずです。
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