ネットワークオーディオの原点
当時、AveL LinkPlayerの後、初代SCEI Playstation3 CECH-B00(20GB)という、マルチメディアプレーヤーとPS3 Media Serverという利便性の高いアプリケーションとの組み合わせで、パソコン上のMusic Videoなどの動画を再生して、シアター環境で楽しんでいました。
AVP-A1HDのDLNAクライアント機能
AVアンプ2008年1月に、超弩級のセパレートAVアンプDENON AVP-A1HD/POA-A1HDを導入したあと、LINN DSシリーズが注目を浴びる中、散財したばかりで余裕もなかったことから、AVP-A1HDに搭載されていたDLNAクライアント機能を利用したネットワークオーディオへ試行を始めました。2010年4月のことです。
AVP-A1HDのDLNAクライアント機能は、音源としてはWAVだけではなく、FLACにも対応していましたので、FLACファイルを作ってタグ情報を埋め込み再生してみようとしました。
しかし、これまで使ってきたPS3 Media ServerはFLACを強制的にLPCMにトランスコードしてしまうため、せっかく入力されているタグ情報が無効化されてしまい、USBメモリ経由でファイル再生しているのと大して変わりありませんでした。
またAVP-A1HD自体の表示パネルでは、3行しか表示できずファイルの閲覧性が低いのが難点で、それを補うためにパソコン用のディスプレイを使ってGUIの表示を試してみましたが、無機質な情報の表示機能しかなかったことと、リモコンからの反応の悪く、秒単位のタイムラグがあったので、使い物にならず…。
この頃のAVアンプには、WEBコントロール機能と呼ばれるパソコンからの操作をネットワーク経由でブラウザを使って操作する機能が盛り込まれましたが、これもまた表示のリアルタイム性が低く、とても便利とはいえない機能でした。
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