単線とより線のメリットとデメリットはそれぞれあり、音作りのコンセプトや超感情の好みによって選び方は人それぞれではありますが、私は好んで単線導体のスピーカーケーブルを採用しているAudioQuestを長らく愛用してきました。
最近では、入手しやすい国内メーカーのAcoustic Reviveのケーブルをよくお借りして試聴させていただいているのも、この単線導体を採用している点が大きな理由になっています。
この単線がノイズに強いというのはLANケーブルなどでも常識であり、高位カテゴリーの長尺のLANケーブルには、単線が採用されることが多く、技術的なハードルを超えられる範囲(1~5m前後)はほぼより線のケーブルが採用されていることが多いです。
もやもや感
DENON AK-1000という非常に安価な部類のスピーカーケーブルしかなかったので、機器のテスト時からAK-1000を使って簡易的なテストをしてきましたが、実際に設置してみると、やや高音にかさつきを感じていて、スピーカーケーブルを用意しなくてはいけないなと思い始めていたところに、AudioQuest Type 2.1が発掘されました。
そこで、スピーカーケーブルをDENON AK-1000からAudioQuest Type 2.1に変更してみることにします。スピーカーケーブルは、ALR JORDAN Entry Siがシングル接続なので、他のスピーカーもこの時点ではシングルワイヤー接続にジャンパープレートを取り付けた状態で使用しています。
これをAudioQuest Type 2.1へ変更します。
低音側に接続する方や中にはイレギュラーなたすきがけ接続をしている方もいらっしゃいますが、一応高音側に接続しているのは理由があってしています。
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