POWER REFERENCE化第5弾
交換可能な電源ケーブルをノイズに強い単線化するというテストを行うために、Acoustic Revive POWER REFERENCE-TripleC(STANDARD仕様)を4本用意しました。
これまで、システムの基幹となる部分にはAudioQuest NRG-5という海外でしか販売されていない単線電源ケーブルを長年固定して使ってきましたが、これをPOWER REFERENCE-TripleCに変更して、全体のバランスに問題が生じないか慎重に見極めていくことにしました。
今回の交換対象は以下の5か所となります。
- DENON DVD-A1XVA
- Panasonic DMP-UB900
- Marantz AV8802A
- Chikuma Complete-4 II
- DENON POA-A1HD
変化を見極めるのに、全体に影響するアンプ類から交換してしまうと、プレーヤー個別の反応が分かりにくくなるので、プレーヤー側から上記の順番で変更していきます。
POA-A1HDの電源ケーブルを交換
DVD-A1XVA、DMP-UB900、AV8802Aの電源ケーブルを変更し、それらに電力を供給している電源タップComplete-4IIも変更しました。今回はマルチチャンネルパワーアンプDENON POA-A1HDです。
POA-A1HDは2008年に発売されたDENONのフラグシップモデルで、当時AVP-A1HDというAVプリアンプとセットで使うことを想定された、AVセパレートアンプのパワーアンプ部として発売されたモデルです。
定格出力300W×10ch(4Ω)、150W×10ch(8Ω)を同時出力可能、重量60kg、消費電力860Wというモンスターアンプで、BTLやバイアンプ駆動に対応していて、我が家ではBTL接続で2ch×4=8chを使ってHelicon800×4台を駆動し、残り2chをトップミドルスピーカーに割り当てて使っています。
2016年1月のAVP-A1HD故障時に代替機を探しましたが、このクラスのマルチチャンネルパワーアンプは選択肢がなく、新品による入手はほぼ不可能な状況になっています。
POA-A1HDにはすでに切り売り電源ケーブルAcoustic Revive EE・F-2.6 TripleCにオヤイデ P-004/C-004を取り付けたケーブルを使ってきました。
これを調達したPOWER REFERENCE-TripleC(STANDARD仕様)ではなく、これまで電源タップの根元に使ってきたPOWER REFERENCE-TripleCにオヤイデ P-004/C-004を取り付けたPOWER REFERENCE-TripleC(004仕様)に変更します。
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