この写真は、POWER REFERENCE-TripleC(STANDARD仕様)のインレットプラグを交換するために開けたところです。
見ていただければすぐに気づく方もいらっしゃるでしょう。
アース線がありません…。
1点アースのはずが…
他の記事にも書いたことがありますが、我が家のシアタールームの機材は、パワーアンプからアースへ落とす1点アースを採用しています。プレーヤーやレコーダー、AVプリアンプにはインレットにアースに接続するピンがありません。
ですからこのパワーアンプのアースが切れてしまうと、本来アースに流れていたノイズの行き先がなくなってしまいます。交換後に音がなかなか安定せず、変化し続けているという感想を何かで書いた気がしますが、行き場を失ったノイズが増減を繰り返す中で音の変化が激しくなっていたのだと推測しています。
アースが浮くとこういう音になるんだなぁと改めて確認できたのはいい経験でしたが、ではなぜアース線のついていない電源ケーブルが出来上がってしまったのか、それは私の些細な言葉の選び方が影響したようです。
適切な言葉選びが必要
私はこのケーブルを作るための線材とプラグを選び、組み立ててもらう際に、「3P仕様で」と依頼しましたが、このケーブルにはアース線が入っていません。
Acoustic Reviveでは、アースループが発生するのを未然に防ぐため、基本をアース線なしとしているそうで、私の希望を伝えた言葉が中途半端だったためにプラグは3P、中身は2芯というケーブルが出来上がってしまったのです。
私が仕様の希望を伝える際に、ちゃんとアース線付きの「3芯で」とお願いしていれば…。自分はわかっているので、相手にも伝わっているつもりになってしまうんですよね、人間って。
というわけで今回用意したケーブルは一度お返しして、アース線の追加、そしてプラグもFI-50M NCF(R)/FI-50 NCF(R)へ全て変更することにしました。
実際、アース線が追加されてこれまでのモヤモヤ感、違和感がなくなるかどうかは聞いてみないとわかりませんけどね。
Her-
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