そしてその改善に向けて、USB-DCケーブルを特注で製作してもらうことができました。
ACOUSTIC REVIVE製USBケーブル A端子分離型 USB-1.0SP-Triple-Cの電源部分だけを切り出したようなケーブルで、データ通信はできない電源供給専用のケーブルになっています。片側はUSB端子Aタイプ、片側はDCプラグで3種類試作していただきました。配線としてはUSB端子1番とDCプラグ内側がプラス、USB端子4番とDCプラグ外側がマイナスという配線になっています。
このケーブルで特注したのは、以前LANケーブルとして導入したACOUSTIC REVIVE LAN1.0 Triple-Cで、PC-Triple-Cの音の立ち上がりの良さ、滑らかさなどに良い印象を受けたからです。
ネットワークオーディオ用ネットワークの構成と電源
現在のネットワークはインターネット接続用のルータから、家全体を集約しているコアスイッチを経由して、ホーム用、シアタールーム用、ネットワークオーディオ用の3つのネットワークを分割しているルータへと接続されていて、ネットワークオーディオ用に光メディアコンバータを2台経由して、ネットワークオーディオ用のスイッチングハブへと接続しています。
この内シアタールーム内に設置してある光メディアコンバータ1台と、スイッチングハブについては普段バッテリ駆動を行っていて、それぞれUSB-DCケーブルで別のモバイルバッテリから給電されていますが、現在はレンタル中のバッテリリファレンス電源 RBR-1があるので、スイッチングハブはバッテリではなくRBR-1からRBR-1付属のXLR-DCケーブル+DC変換プラグで給電されています。
スイッチングハブをUSB-DCケーブルに変更
まずはUSB-DCケーブルの比較を行うため、PLANEX FX-08miniの電源供給をXLR-DCケーブルから、スイッチングハブFX-08miniに付属していた一般的なUSB-DCケーブルに戻して試聴した後、今回の試作USB-DCケーブルへ変更して試聴します。
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