ダブルシールド効果をもたらすCSFチューブ
ケーブル最外周には素材に製造限界までカーボンを配合したCSFチューブを採用しています。これにより銅箔テフロンチューブと合わせたダブルシールド効果の他に、ケーブル自体から発生する幅射ノイズのカットと電磁波吸収効果まで実現しました。
優れたケーブル構造を最大限に生かすためのプラグ類も新開発!
今回、大幅にグレードアップしたXLR-1.0PA IIにはプラグメーカーの協力により新開発された無ハンダ・ネジ留め式オリジナルキャノンコネクターを採用しています。
従来のバランスケーブルに採用されているコネクターはケーブル接合部がハンダ留め式ですが、ハンダは導通特性が著しく劣化し、音質劣化の最大の原因になっています。市場にはオーディオグレードと言われてるハンダが数多く販売されていますが、残念ながら国産のどのようなハンダを使用しても音質劣化は避けられません。
そこでバランス型では初めてのケーブル接合部ネジ留め式のキャノンコネクターを新開発しました。ケーブル接合部は導通性に優れたりん青銅接点部に表面研磨を施し接触面積を上げ表面には銀+ロジウムメッキを施して経年変化を防ぎ耐久性の向上をさせております。
更に導通性を高める為に、-196度の超低温処理を施してこれまでにない圧倒的な導通特性を誇ります。また航空グレードアルミ合金削り出しボディによる優れた制振効果により更なるクォリティUPを実現させ究極の音質を実現しました。
XLR-1.0PA IIは今までにない広大で見通しに優れた音場と音像定位、ダンピング特性に優れた低域、付帯音やノイズのない、正にケーブルが無くなったと錯覚するほどの極めて良質でリアルな質感を実現致します。
NA-11S1の現状
今回4組のケーブルを使うよう勧められたネットワークオーディオプレーヤーMarantz NA-11S1は現在以下のような接続になっています。
- AVプリアンプとの接続:AudioQuest HAWK EYE ※デジタル接続
- 電源タップとの接続:AudioQuest NRG-5 ※単線
- スイッチングハブとの接続:ACOUSTIC REVIVE LAN-1.0 Triple-C
LANケーブルLAN-1.0 Triple-Cは今回のキッカケになった入れ替えといっていいかもしれませんが、3月に一気にLAN周辺をリニューアルをして導入したばかりです。
以前、AVプリアンプMarantz AV8802AとNA-11S1の間は、AudioQuest Jaguar(XLR)で接続していました。HAWK EYEやAUDIOQUEST Optilink-3との比較試聴で、音数の多さを優先してHAWK EYEへ変更しています。
これはより良質なインターコネクトケーブルが、安く入手できるまでの暫定処置だったのですが、今回ケーブルの質がほぼ同等の3種類のケーブルが比較できる条件が揃いました。
しかし、NA-11S1の標準価格は33万円(税別)ですが、それに対してこれらのケーブルは電源ケーブルと1組のケーブルを使うと本体を超えるか匹敵する価格になります。
- COX-1.0TripleC-FM 1m(定価:88,000(税別))
- RCA-1.0R TripleC-FM 1.4×1.8mm導体仕様 1m(定価:198,000(税別))
- XLR-1.0R TripleC-FM 1.4×1.8mm導体仕様 1m(定価:218,000(税別))
- POWER REFERENCE-TripleC(初期型) 1.5m(定価:20万円前後)
NA-11S1との組み合わせでケーブルの持つポテンシャルを使い切ることができるのだろうか?これでバランスとれるんだろうか?という懸念がないわけでもありません。
まずは電源ケーブルのPOWER REFERENCE-TripleC(初期型)から試聴しようかと思っています。こんな高価なケーブルをお借りしてしまったので、先日アナログオーディオフェアで東京にいらっしゃるとお聞きしたので、直接ご挨拶に伺いましたが、何か知ってはいけない世界に足を踏み入れるような気分です…。
Her-
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