リアパネルには電源スイッチ、入力用の電源プラグ、出力用のUSB端子とキャノン(XLR)プラグ、そして内部の動作(Internal/Battery)を切り替えるスイッチがついています。RBR-1のUSBとXLRは共用で、同じ電圧が供給されるそうなので、例えば12Vの機器と5V動作のUSB機器の併用は出来ないようです。今回は供給電圧は5Vの仕様で貸し出しをしていただきました。
底面を見ると、インシュレータは金属製で3点支えとなっていて、ネジ止めされたカバーが見えます。
ふたを開けると、単三電池が2本入っていました。これがRBR-1の最大の特徴である基準電圧を作るバッテリになっているようです。付属と合わせて4本入っていたことになりますが、説明書を見る限り電池は2本が標準添付のようです。
付属品
RBR-1の説明書です。
「技術面の特長」とかかれた部分を読むと以下のようなことが書かれていました。
リニアアンプ構成のレギュレーター回路はスイッチングノイズを全く発生しないディスクリート回路で構成され、出力段素子は直線性のよいパイオーラトランジスターを採用し、高級アナログアンプをしのぐ贅沢な電源回路を構成しています。その性能はバッテリーによる基準電源と相まって驚異的な超低残留雑音と、超高速応答性を実現しています。
出力段用電源ならびにエラーアンプ用電源は、それぞれ完全に独立した電源トランスと専用電源回路で構成、相互干渉を低減した躍動感のある音質が得られます。
電源トランスには磁気飽和点が高くACライン電源の品位(波形歪、直流重畳)の影響を受けにくい大型低磁束密度のEI型トランスを採用しています。
私も詳しくは理解できませんが、RBR-1はアナログ電源としてもこだわった仕様になっているということなのでしょう。
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