格安4Kディスプレイ
格安4Kディスプレイとして販売されている以下の2社のディスプレイ製品において、カタログに明記されていたリフレッシュレートに誤記があったそうです。DMM.make DISPLAYでは購入証明ができれば、全額返金に応じるそうですが、OEM供給しているUPQは2000円分のAmazonギフト券を配布するようです。
リリース情報
以下のリンクはその対応について書かれているページです。詳しくはそちらを見てください。
DMM.make DISPLAY
http://make.dmm.com/public/img/ec_sp/product/display/apology.pdf
対象モデルはDME-4K50D/DME-4K65Dのようです。
株式会社UPQ
以下、以下UPQのリリース内容を引用します。
平素よりUPQ製品をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
この度、弊社ディスプレイ製品3機種（Q-display 4K50 / Q-display 4K50X / Q-display 4K65 Limited model 2016/17）につきまして、発表時より弊社および販売店ウェブサイトに掲載したリフレッシュレートの表記に誤りがございました。120Hzの記載ですが、正しくは60Hzとなります。誠に申し訳御座いません。お詫びし、訂正いたします。
なお、2017年4月12日 午前11時までに新品の対象製品をご購入いただきましたお客様には、下記の通り御詫びの対応をさせて頂きます。
■ 対象製品
Q-display 4K50 /Q-display 4K50X / Q-display 4K65 Limited model 2016/17
■ 対象購入期間
各機種発売日～2017年4月12日 午前11時まで
■ 対応内容および期間
2017年4月12日11時より2017年6月30日 23時59分まで
下記手順にてご連絡を頂戴したお客様に2000円のキャッシュバック対応（※）をさせていただきます。
※2000円分のAmazonギフト券（Eメールタイプ）
■ 手順
下記専用フォームより、下記４項目全てを揃え、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。
https://form.run/@q-display
①新品ご購入証明（レシート・領収書など）の写真
②シリアルナンバーの写真（製品背面部に記載がございます）
③お客様のお名前（フルネーム）
④ご連絡先メールアドレス
※ご購入頂きました販売店によらず、上記の専用フォームでのみ受付となります。
※ご連絡いただきましたお客様の情報は本件の目的のみに使用し、その他の目的には一切使用いたしません。
■ 本件に関するお問い合わせ先
UPQサポート窓口 http://upq.me/jp/contact/
対応の格差
DMM.make DISPLAYでは全額返金に対して、UPQは2000円分のAmazonギフト券（Eメールタイプ）のキャッシュバック対応と言う大きな格差がありますが、企業体力差がそのまま出た感じでしょうかね。ミスがあったのは、今さらどうしようもないですが、リフレッシュレートの誤記を2000円で片付けることが妥当なのでしょうか？
普通に見れればいいと言う人であれば、差がわからないから「気にしない」と2000円で受け入れる方もいらっしゃると思いますが、AV機器やパソコンに詳しくてゲームなどの画質や表示遅延などに多少でもこだわりのある人にとって、120Hzが60Hzにダウンしたディスプレイの価格差が2000円と言うのはチョット無理があるような気がします。
このサイズですからこのスペックの違いは2000円では埋まらないでしょう。強気なユーザーとは相当もめるんじゃないかと…。
アウトレット品が出回りそう…
ここからは私の推測でしかありませんが、DMM.make DISPLAYが回収したものを処分する必要に迫られるでしょう。どの企業が、誰が責任をかぶることになるのかはまだ分かりませんが、UPQは新興企業ですし、会社規模も小さいでしょうから、もしこの損失を被ることになったらつぶれかねませんよね。
回収したものをどちらの会社で処分するのかはわかりませんが、いずれにせよ処分するためのアウトレット品や別のメーカーから格安品として出回りそうな気がします。
この逆風をどう乗り越えていくのか分かりませんが、大変そうですね…。
Her-
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