なかなか気が向かなくて後回し
ずいぶん間が開いてしまいましたが、2018年12月にALR JORDAN Entry Siのスタンドを探していてBowers & Wilkins FS-CDMを入手しました。Entry Siは幅130mm×奥行190mmとブックシェルフ型の中でも小型な方なので、中々天板のサイズがぴったり合うものがありません。
FS-CDMは比較的サイズ感が近く、天板サイズ:幅160mm×奥行190mmと幅は少々余りますが、奥行きはピッタリのスピーカースタンドです。これまでは物置にあまっていたHAMILeX TIMEZ NXシリーズ 小型スピーカースタンド NX-B300を使っていました。
久しぶりにスピーカーをEntry Siに切り替えて遊ぶ機会がありましたが、やはりNX-B300ではスピーカースタンドが低すぎて、音像が低いのが気になったので、ようやく重い腰を挙げてスピーカースタンドを交換することにしました。
横幅も奥行きもEntry Siよりスピーカースタンドの天板が大きくて、下膨れしているのであまりデザイン的にもスマートではありません。まずは一度スピーカーケーブルをEntry Siに接続して、一通り音楽を聞いてみました。
プレーヤーもアンプも分不相応なくらいのハイエンドモデルですが、よく考えてみればPMA-SX1やX1を使ってEntry Siを鳴らすのは初めてですね。Entry Siからは小さな筐体にはふさわしくない低音の量感があり、音の広がりが豊かなスピーカーです。
交換
それでは交換してみましょう。まずはNX-B300の横にFS-CDMをおいて高さを比べてみましたが、スピーカー1個分とはいいませんが結構高さが異なります。
横に置いたFS-CDMにEntry Siを乗せ換えてみると、やはりサイズ感はこちらの方がしっくり来ますね。
それでは前述の交換前の音と聞き比べてみることにしましょう。
試聴システム
試聴システムは以下のとおりとなりました。
- スピーカー:ALR JORDAN Entry Si+B&W FS-CDM
- プリメインアンプ:DENON PMA-SX1
- ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1 -Black model-
- NAS:メルコシンクレッツ DELAモニター試聴機
スタンドの幅がスピーカーの幅と近づき、スタンドもスリムなイメージに変わりましたので、どこかスタイリッシュに見えています。リスニングポイントになるソファに座ったときにスピーカーの高さがだいぶ耳の高さに近づいたと思います。
試聴曲
試聴した曲はDavid Garrett – 愛と狂気のヴァイオリニスト(初回限定盤)をリッピングした音源を中心に、ハイレゾ音源などいろいろ聞いてみました。
静けさ漂う
始まった瞬間から感じられるのは、静かな空気の中から音が立ち上がってくる緊張感でした。スタンドと床のとの設置面積が小さくなったこと、位置が高くなったことも影響してか、床を伝わる低音は減りしまった印象です。
スタンドによってスピーカーの位置が高くなったことで、音像の定位は棚一段分上に上がり、高音には全体的にシャープな印象に代わる。低音の量が減ったこともあり、埋もれていた余韻がふわっと顔を出すようになり、金属製になった影響かピアノのタッチやバイオリンの音色に艶があります。
相変わらず小さいのに低域がよく出る印象はありますが、、今回の変更で低音の迫力と言う意味ではやや後退しました、代わりに繊細な音の表現がしやすくなった印象で、もっと音量を上げてもうるさくならないのでもっと音量を上げたくなるような感覚があります。
このスタンドの脚には特に何も充填されていません。メインで使っているスピーカーではないので、特に急いで手を加えるつもりはありませんが、何か詰めるとまた音も変化するでしょう。砂だと隙間から漏れるかもしれませんので、砂より粒の大きい水晶などのさざれ石を詰めたりすると、また音が変わるかもしれませんね。
Amaりんく
ブックシェルフ型のスピーカーを使うときは、スピーカースタンドでガラッと印象が変わることもあるくらい音を左右する結構重要なアイテムです。Entry Siはスピーカーサイズがかなり小さいので、素材のがしっかりしつつ適切な大きさのスタンドが手に入ってよかったです。
Her-
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