次世代画像フォーマットは普及するのか?
2019年3月の半ばからGoogleの評価基準に変更があったようで、検索エンジンからのアクセス流入量が大きく減少してしまいました。Google Page Speed Insightsの評価によると、改善できる項目について3つが上がりました。
- オフスクリーン画像の遅延読み込み
- レンダリングを妨げるリソースの除外
- 次世代フォーマットでの画像の配信
見直してみると、3つのうち上位2つは消え、スコアも以下のように改善がみられました。
- パソコン:73→84ポイント
- モバイル:48→56ポイント
改善項目の内、3つ目にあった「次世代フォーマットでの画像の配信」については、この段階で改善に手をつけていませんでしたが、すでに導入しているEWWW Image Optimizerというプラグインを使えば、WebPというGoogle推奨の次世代フォーマット画像を対応ブラウザへ表示するための画像の変換は可能なことが分かっています。
しかし次世代画像フォーマットであるJPEG2000やWebPは、古いブラウザでは表示に対応しておらず、読み込んだ場合は画像が表示されないという問題があります。こういうフォーマットをGoogleが推奨すること自体に疑問を感じますが、Googleの影響力によって普及をさせる狙いがあるのかもしれません。
実際に導入をして、本当にユーザーの利便性につながるのかわかりませんが、試しに導入をしてみることにしましょう。
EWWW Image Optimizerのインストール
EWWW Image Optimizerについては、私の場合は既にインストール済みですが、インストールしていない場合は、「プラグイン」の「新規追加」から「EWWW Image Optimizer」で検索をかけて「今すぐインストール」を選び、「有効化」します。
WebP対応の設定変更
管理画面のメニューにある「設定」から「EWWW Image Optimizer」を選択します。
開いた画面から、「WebP」のタグを選択します。「警告: JPG から WebP への変換は非可逆ですが、品質の損失は最小です。…」にチェックを入れて、「変更を保存」を選択します。
まだこれだけでは終わりません。
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