感想~一足飛びにオーディオの領域へ~
素の状態に近いWSmartHubに接続してシステムから出てくる音は、背景の静けさ、透明感が高く、音の芯の部分が強いためにアタック感が感じられ、躍動感があります。定位がはっきりしていて、実在感のある音を聞かせてくれます。ある意味アクセサリ類の特長が良く出ているのかもしれません。
高音域の解像感、伸び、余韻の広がりは申し分なく、何故か中低音域に厚みがあり、時にモコっとして感じるときがありますが、交換前のFX-08miniについていた仮想アースが、この接続変更によって外れることになったのでその影響もあるでしょう。
WSmartHub向けの音の調整などは全くできていない素の状態でありながら、カスタマイズしてきたスイッチングハブとその周辺機器に匹敵する透明感があり、ポテンシャルの高さを感じます。
もしこれでACアダプタのノイズ対策、例えばiFi Audio iPurifier DCなどで対策をすれば、さらに一段上に上がれそうな気がします。
それ以外にもアナログ電源への変更、仮想アースの設置など、アクセサリを投入すれば、さらに上の世界を見せてくれる期待感があります。
バッテリのスイッチ
ちなみに、私が「このスイッチなんだろう?」と前回の記事で書いたスイッチ。
これをオフにするとネットワークから切断されました。バッテリの電源だったようです。
総括
WSmartHubは決して安くはありません。
しかし、オーディオ機器と比較してノイズが多いネットワークへのアプローチとして、結果的に私は低ノイズなネットワーク環境にするために、WSmartHub以上の金額以上に投資をすることになってしまいましたし、知識や技術などがなくても低ノイズなネットワークオーディオ環境が簡単に手に入ると言う意味で、こういう選択肢があるのはいいですよね。
この贅を尽くされたオーディオ用スイッチングハブWSmartHubは、低ノイズ設計が売りですが、果たしてノイズフィルタの類は有効なのでしょうか?
ちょっとだけ上記のアクセサリを加えて試聴してみようと思います。また次回。
(2017/11/8追記)
本記事がzionote様のブログに掲載されたそうです。
Her-
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