今度は設置位置をスピーカーの後ろへ変えてみます。
(5)スピーカー裏のバスレフポート後方へ設置
最後にVento SQUAREをスピーカー裏へ設置してみました。バスレフポートの低音を拡散してみようと思ったからです。私の環境では低音は少なめですが、おいてみると低音がどっしりと力強く重厚な雰囲気になります。音もやや広がりが良く感じました。停滞してかき消された音が前に出てきたからでしょうかね。
しかし特に固定をせず、床に置いて3段にして載せているだけなので、地震が来たらあっさり倒れますから、もしここに設置するのであれば固定する方法は考えなくてはいけませんね。
総評
Vento SQUAREの設置位置や方向によって、音の出方、音像の位置、部屋のライブ感など様々に変わるので、なかなか面白いです。私の環境では、導入前の音像はスピーカーのユニット面を基準に、奥行き表現はスピーカーの後方へと展開するのですが、一時反射面(床、壁)に設置すると音像が前に展開して前に迫ってくるような形に変わる傾向が見られました。
ステレオオーディオとして考えると、目の前に迫ってくる音像というのも魅力的ですが、ホームシアターとして考えたときに、サラウンドによって構成される音場が広い方が好みなので、フロントだけあまり前に音が出てしまうとバランスがおかしくなっていしまいます。
その基準で考えると、(3)の音は比較的音は前に出すぎず、広がりもよかったので、採用の候補となりえますが、(5)の音は従来の音の出方で低音を厚くしたような印象でバランスも良かったので、このまましばらく聞いてみようと思います。
どっちも採用してみたいけど、両立となるともう一組買わなくてはいけないし、フロントが終わったらリアも?いくら安くなってるとはいえ、そんなには買えませんが…。
設置の仕方で音が変わるという意味で自由度が高いので遊びがいがあるアイテムです。
Her-
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