試聴は動画で
今回初めてムービーメーカーを使って、その様子を抜粋した動画を作ってみました。4種類の接続を変更していくことで、変化していく低音の質を確認してみてください。録音はスマートフォンを使ったものなので物足りないかもしれませんが、音の質感の変化は感じ取れるかと思います。※少々音が小さめなのでボリュームを上げて聴いてください。
ケーブルを交換していくと、全体的にS/N比が上がり、低音が締まってより強く出てくるのがわかるかと思います。中でも冒頭のから最初のCastle Rockを聴いた後、Robin Hood-Zeroに交換した際の低音の変化は、世代が変わったことによる進化を感じさせる音質の差を感じますね。
さらに低音用のRobin Hood-Bassを追加すると、音のセパレーション高まり、さらに低音の質に跳ねる感じが出てきて低音の質感の変化が感じ取れるかと思います。
William Tell-Zero+William Tell-Bassの組み合わせでは、さらに低音がインパクトのある重くてぬけの良い低音に変わっています。
私は個人的にシアタールームのインターコネクトケーブルと、スピーカーケーブルはAudioQuest製で統一していて、フロントにはAudioQuest Meteorというもっと上位のモデルを使っています。
ですからAudioQuestのケーブルの音には耳なじみがありますが、最初のCastle RockからRobin Hood-Zeroという現行シリーズから新シリーズへの変化は変化量が大きいと思います。
宣伝効果の高いブース
単一ブランドだけで展示をしているブースは新製品を出すことによる集客も機会が限られてしまいますが、マランツブースはMarantzはもちろんB&WやAudioQuestといった人気ブランドを多数抱えているメリットを最大限に生かしているという印象を持ちます。
新製品が出れば、室内の展示にも力が入れてアピールする姿勢が見えますし、何より音響をよくするためにルームチューニング用に持ち込んでいる機材がとても多いことから、イベントを重視している姿勢が見えます。
こうした努力がブランドの評価の向上にもつながり、今回も金曜日にもかかわらずAudioQuestのビル・ロウ社長自ら講演する機会に遭遇したように、各メーカーも責任者が訪れて講演をして売込みも力が入っていますし、宣伝としてイベントが成功しているブースの筆頭でしょう。
旧来のブランド価値に頼って売っているブランドも多数あるように思いますが、積極的に社長自ら訪れて新しい製品の良さをアピールする姿勢がブランド価値を維持することに繋がりますし、いい製品を次々と出す各ブランドの積極的な姿勢の相乗効果によって取り扱いブランド全体の価値を高めることに成功しているように思います。
私個人としてもマランツブースはB&W、Marantz、AudioQuestと所有したことのあるメーカーの機材が多く、特にMarantzやAudioQuestの製品にはかなり投資していますし、DENONやDALIを含めたD&Mホールディングスという大きな枠でいえば、過去に使った購入費用の6~7割に及ぶのではないかと思いますので、マーケティングがうまくいっているいい例ではないでしょうか。
Her-
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