フリー走行と予選を見て
フリー走行は1、2、3と録画を含めて一応すべて見ましたし予選もみましたが、やはり今年はフェラーリのマシンの挙動がよさそうですね。フロントが入らない車が苦手なキミ・ライコネンもフリー走行を通じてセバスチャン・ベッテルと同等のタイムが出ているところを見ると、コントロールしやすい車のようです。
今年のフェラーリのマシンに取り付けられたようなサイドポンツーンに接するようにつけられた空力パーツがはやるみたいですね。後方のウィングが低くなったのでウィングの下に空気を流すためにサイドポンツーンで空気が跳ねないようにするのだとか…。私には空気は見えません。
レッドブルのエンジンの吹かす音が時々ノイジーに聞こえるんですが、気のせい?アップデートがフリー走行から投入されるかと思いましたが、特に見当たらず、思ったほどのパフォーマンスを発揮できていないし、マシンをみても空力に特徴的なところがあまりなくて、すごくシンプルなマシンに見えます。空力を稼ぐよりエンジンパワー不足を補うために効率を上げたのかな?
メルセデスAMGはフェラーリの射程圏内に捉えられた感じがありますが、チームメイトに0.3秒の差をつけたハミルトンはさすがでした。よくニコ・ロズベルグはあのハミルトンに3年間食い下がってたなぁと改めて思いましたが、判官びいきの私は今年はバルテリ・ボッタスを応援します。
レッドブルは2チームにおいていかれてしまったのは、メルセデスAMGとレッドブルに搭載されたフリックサスペンションシステムの違法判断が影響したかもしれませんね。なんだかレッドブルはらしくない感じがします。空力の改正が起きるときには驚かせてくれないと…。
ともあれ久しぶりに混戦が見れそうで楽しくなりそうです。
驚きはHaasのグロージャンの予選6番手
Haasのグロージャンの予選6番手には本当にびっくりしました。この位置に来るのはウィリアムズのマッサかフォースインディアのペレスだと思っていたので予想外でしたね。グロージャンっていろいろ過去に問題はありましたが予選でいいタイム出せるドライバーなんですよね。
マクラーレン・ホンダはやはりトラブルが出てしまいましたね、オイル流量に異常があってパワーが出ないトラブルが出て、バンドーンはQ1で敗退。アロンソは渾身のアタックで13番手では物足りないですな。そりゃアロンソ先生から厳しい言葉も出ますよね。
ウェーレインが首の故障の影響でトレーニング不足なのでしょうか、レースに出場するのが難しいということで、急きょリザーブドライバーである新人ドライバーがジョビナッツィがフリー走行から出場してそのままデビューとなりましたが、こちらもQ1敗退と、新人ドライバーには試練の多い予選となりましたね。
マクラーレンの態度の変化
結局、振動によるエンジンの電源断のトラブルはホンダの責任者である長谷川さんも車体にも問題があると言うコメントを残していますし、エンジンと車体の総合的な問題であって、ホンダが一方的に責められる事案ではなかったことは、マクラーレンが一緒に懸命に改善しているとコメントを変えたことからも想像がつきます。最初からヒステリックな対応をしないでほしい。正直こういう一貫していない態度や、ヒステリックな物言いはチームとしてダサいのでやめて欲しいです。負け犬の遠吠えにしか見えない。
ストレートラインスピードはトップから12km/h遅れだったので、昨年のフェラーリエンジン並みの出力しか出ていないのでしょうが、レッドブルと大きな差があるわけではないですし、この結果を見ても車体が「良い」とはいえないでしょう。多分中団グループと大差ない。
ただホンダのエンジン音はまだ変な音がするのでちゃんと回せていないのでしょうね。多分高回転部分のおいしいところを使うと壊れてしまうので、振動の問題を抑制するために、適切な回転数でギアチェンジできていないみたいですし、アクセルを開けても吹けきっていない中途半端な音がします。
まだHCCI(予混合圧縮着火)がうまく動作していないのでしょうかね。HCCIのノウハウが集積して正常に動作するようになれば、昨年ルノーエンジンが急によくなったように、パフォーマンスは上がってくるのではないかと期待しています。モナコあたりで新型エンジン投入でしょうからしばらく待ちましょう。
今年は荒れそうだ
今年は規則変更の影響でメルセデスAMGの牙城も崩れるかもしれませんし、フェルスタッペンルールも規定から削除されたようなので、ドライバーは多少リスクを犯して追い抜きができるようになりそうなので、いいバトルが見れそうです。
中団以降は勢力図もめまぐるしく変わりそうですし、混乱含みなシーズンになりそうで楽しめそうです。とりあえず今年はボッタスの初優勝が見たいなぁ。決勝が楽しみです。
そしてさようならクォーターパウンダー…。
Her-
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