中村製作所 NSIT-200Q
過去にアイソレーション・トランスを試したことはありましたが、あまり必要性を感じなかったので導入するキッカケがありませんでした。しかしNyans邸へいって電源環境からのアイソレーションによる影響を実感したこともあって、オーディオ環境の各機器の電源をアイソレートするのに適したアイソレーション・トランス 中村製作所 NSIT-200Qを譲ってもらえることになったので試してみました。
以前別のメーカーのアイソレーショントランスを試したときには感じなかった力強さなどがあり、導入するメリットを感じましたが、NSIT-200Qを導入してS/N比が向上したことから、電源内のノイズについて気になり、以前から試したかったノイズ計測器を導入することにしました。
Greenwave Broadband EMI Meter
電源環境のノイズを計測する機器は本格的なものにもなると数十万円もしますが、簡易的に計測できるものであれば2万円以下で入手が可能です。ただ海外からの取り寄せとなりますので、支払い時のカード情報の入力などには少々不安を覚えるため、以前から興味はあったものの躊躇していました。
測定できる範囲が多少広いGreenwave Broadband EMI Meterが筆頭候補。行き当たりばったりに電源アクセサリを買うよりは安い買い物だと思い、カード情報を入力する必要のないPaypalで支払いができたため購入することにしたのです。
ノイズの値は0mv~1999mvの範囲で計測できますが、実際に計測してみると、白物家電のある部屋では、1000mv以上のノイズが計測され、対策をしているシアタールームでも300mv以上、オーディオルームでも250mv以上のノイズを検出しました。
推奨値は2桁ということでしたが、一般的なノイズフィルタでもオーディオ用途で販売されているノイズフィルタでもこの数値を2桁にすることは難しいようです。
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