音は目に見えない
YAMAHA 調音パネルなどはフラットに音を調整してくれるので、使いやすいアイテムだと思いますが、何か音に違和感を感じて、自分で調節する必要性を感じたときに目に見えない音がどう反響して音をおかしくしているのか、音をよくしているのかは想像で対処するしかありません。
私はこの分野に詳しいわけでもないので、耳で吸音材などの場所を変えながら探っていくしかないわけですが、注意しているのは以下のようなことです。
- できるだけ左右対称にすること
- 1次反射面でシンプルに処理すること
- 大きな反射面の反対側は吸音すること
例えば私の部屋の場合大型テレビがありますが、大型テレビの画面は音を反射するため、悪影響を及ぼすことが多いといわれています。
私の場合はその反対側の背面にはカーテンなどで反射を防ぐようにしています。
フロントがライブ、リアがデッドを心がけると、音が何度も反射を繰り返したときに、リアに一度ぶつかるので、定在波は発生しにくくなり、大きな問題にはならないと考えてこのような対処をしています。
ドアの部分、とその反対側に吸音材を置いているのはフロントスピーカーの音が硬いドアの表面を反射して空間表現が狭く感じたのがキッカケでした。スピーカーの外側で反射しているとスピーカーの外側から音が聞こえるので、左右に広がったように感じましたが、音が前に出てきて圧迫感がありました。
スピーカーをリスニングポイントへ向けて少しだけ内振りにして、その外側に吸音材を置くと全体的な音場はスピーカーの裏側へと展開して部屋の外側まで拡がるような印象になり、それが今の私の音場の基本になっています。
まぁ所詮素人の耳と中途半端な知識で、なんとなく出来上がっている部屋で、今のところ大きな破綻にはなっていないので結果オーライなところもありますが、こういう実験を自分で考えて、遊んでいくことが将来のシアタールーム再構築のときに役に立つのではないかと思っています。
将来、部屋からホームシアターを作り直すのが私のちっさい野望なので、その予行練習だと思って試行錯誤しています。
Her-
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