出力側(Display)は4K/HDR対応液晶テレビSONY BRAVIA KJ-75Z9Dの4K対応HDMI端子です。
メリハリの利いた明るい画調
映像に関しては全体的に明るいコントラストの利いたスッキリした画調で、人間の肌の赤みのムラが細かく表現されています。髭の描写なども非常に細かくて見通しの良い、メリハリのある映像です。
音声については直接光ファイバーHDMIケーブルを経由しているわけではなく、セパレート接続でSONY DLC-9150ESを経由していますが、不思議と楽器などは芯の強い音になります。弱音は細かい表現がよくフワッとした空間の広がりが感じられます。
相性問題が出なくてよかったというのが率直なところでしょうか。
Playstation4 Proに接続
次にPlaystation4 ProとAVプリアンプ Marantz AV8802Aの間に使ってみます。
こちらもやはり芯の強い音で、今までの光ファイバーHDMIケーブルに比べるとノイズ感が少なく空間の広がりも良い印象ですが、変更前のWireWorld PSHの方が音に厚みはありますし、リアルな感触に近い音という印象ですね。解像度は高いですが音が細いんですよね。
映像専用なら使えるかもしれない?
高価なメタルHDMIケーブルに比べると音はやや物足りませんが、映像面では明るくメリハリの効いた映像ですから、映像用のケーブルとして使うのはありかもしれません。試しにAV8802AとKJ-75Z9Dの間の映像用ケーブルをKORDZ LUX High Speed with Ethernet HDMI cable(2.0m)からMOSHOU SIKAI 8K対応 光ファイバーHDMIケーブルに交換してみましょう。
画調については、UDP-LX800やPlaystation4 Proに使った時のイメージと同じで、明るくメリハリのある画調で、解像度が上がり、見通しがよく、奥行きを感じる映像になります。光ファイバーHDMIケーブルの伝送による減衰がほとんどない利点が良く表れているのかなという印象ですね。
面白いのは、HDMIケーブル経由で流れる映像ではなく、インターネット経由のVODサービスを視聴しているときにも映像が明るく感じられるということですね。
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