試聴システムの概要
試聴システムは以下の通りです。
- 液晶テレビ:SONY BRAVIA KJ-75Z9D
- AVプリアンプ:Marantz AV8802A
- マルチチャンネルパワーアンプ:DENON POA-A1HD
- フロントスピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
- サラウンドスピーカー:DALI Helicon 400(Pair)
- トップミドルスピーカー:SpeakerCraft AIM 5 Three(Pair)
- ゲーム機:Playstation4 Pro
- 4K UHD Blu-ray対応ユニバーサルプレーヤー:Pioneer UDP-LX800
シアタルームは4.1.2chのDolby Atmos/DTS:X対応システムとなっています。
広がる空間と漂う気配に違い
グレイテスト・ショーマンで確認をしていきましたが、冒頭の足踏みによる低音の質が高く、芯が強くて貫通力が増しており、音が引くのが速いため、聞こえなかったかすかな音が聞こえてきます。
劇団が炎をふく音が分厚く勢いのある音に代わり、ステッキをパシッとつかむ際の響きが鮮やかで、その夢が覚め始めて暗くなっていくときの微かな音の気配には緊張感があり、夢が覚めてからは少年が立つ町中の雑踏は空間が広く、汽笛の音は鮮やかに、砂煙の風が吹き抜ける音はむせ返るようです。家の中のシーンでは暖炉の炎がパチパチと燃える破裂音の鮮度が高いのも印象的ですね。
オーディオシステムでは2chの音の広がりや奥行き感がよく出ていましたが、シアタールームではマルチチャンネルならではの四方八方への空間の広がりが顕著で、雑踏のような複雑な音の重なるシーンでもすっきりとした空間が広がり、微細な音の重なりがほぐれてそれぞれの音がどんな音なのか聞きわけやすくなるといった変化が見られます。
価格がお手頃なら、もっと広い範囲にばらまいてみたいところですが、主要な機器に1ペアずつが現実的なところでしょうかね。
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原因が端子のキツさなのか切り分け 2020年3月頃にAcoustic Revive リアリティエンハンサーを4種類お借りし、その内のRCA出力端子用RET-RCAをLUMIN X1に試したところ、全体的に倍音成分がスポイルされてしまい強く締...
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