シミュレートの段階でも書きましたが、今回DVD-A1XVAから接続されるケーブルは、従来はマルチch接続のみでしたが、今回のレイアウト変更に際して、2ch用とマルチch用とを分けてAV8802Aに接続して、AV8802A側で入力を切り替えることで、用途によって使い分けができるように変更します。結果接続ケーブルは6本から8本へと増えます。(写真のふたがついた上の端子も使います。)
DVD-A1XVAは主にオフ会などの試聴用に使うプレーヤーで、普段音楽はほとんどNA-11S1で聴いていますが、試聴に使う際にはCDを再生することが多いので、2chの音質を確保しておきたいという思いがある一方で、マルチch再生時の前後の差が少ない音の一体感も捨てがたいので、この接続によってその両立を図ります。
つまりNA-11S1のケーブル2本(Pair)、サブウーファー用1本のケーブルと合わせて、従来よりも2本多い、11本のアナログ用ケーブルを配線することになりますが、AV8802Aのアナログケーブル接続用のRCA端子は非常に密集度が高く、抜き差しは非常に面倒なので、まずはアナログケーブルから接続して行きます。
準備段階でケーブルに問題発生
配線作業をするために床を這っているケーブルが邪魔だったので、左右に展開しているフロントスピーカーのケーブルをDENON POA-A1HDから抜いて作業をすることにしました。久しぶりに抜いたそのケーブルのバナナプラグが、なんだか歪んでいます。
きっと何かの拍子に端子に負担がかかったのでしょうね。プラグにわずかながら亀裂が入っていました。いくら事前にシミュレーションしてもこういう予期せぬトラブルは付き物ですが、致命傷になる前に発見出来てよかったです。
このまま使うのは望ましくありませんが、現時点でプラグの予備はありません。AudioQuestのケーブルはバナナプラグもY型プラグもケーブルの端子を付属の六角レンチを使って、簡単に交換することが出来ますので、プラグは別途購入して交換する必要がありそうです。
さらにトップミドルスピーカーの右側のスピーカーケーブルがメインラックを少し移動したときにバナナプラグからほとんど抜けた状態になっていました。トップミドルスピーカーの不調と思われた音が出なくなる問題は、接触不良の可能性が高そうですね。
アナログケーブルの配線
下の写真を見ると一番下に見えるのが、POA-A1HDとの接続に使っている青いケーブルがAudioQuest Sky2で、赤いケーブルがAUDIOQUEST Coloradoです。
その右上に見える黒いXLRケーブルがNA-11S1と接続しているXLR-1.0R TripleC-FM(1.4×1.8mm導体)、さらにその上に見える黒いRCAケーブルがDVD-A1XVAの2ch用のRCA-1.0R TripleC-FM(1.4×1.8mm導体)、その右にある赤と青のシースがついたケーブルがマルチch用のLINE-1.0R-TripleC-FMとなります。右端にわずかに見えるのがサブウーファー用ケーブルSUB-3です。
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