ガラスは強化ガラスとはいえ、亀裂が入れば一気に壊れてしまいますから、緩衝材としてプラスチックフィルムリングが全部で16枚付いていました。このリングでガラス板の上下を挟むことで、金属のポールが強く当たるのを防いでいるようです。
ゆらゆらと揺れる構造とそのデザインから棚板は軽そうな印象を受けていましたが、実際持ち上げてみると、これが思った以上に重いのです。木製板は約10kg、ガラス製板約13kgと書かれていましたので、軽くて不安に見えたラックが頼もしく感じるようになります。
組み立て
木製板1枚当たりの耐加重が150kgに対して、ガラス板は耐加重が70kgと小さいですから、できるだけ重いものはおかない方が無難です。重心を低くするためにも重量のある機器は棚の下に集める必要がありますから、下2枚は木製、その上にすりガラスと透明ガラスという構成で組み立てます。
まず一番下の土台となる木製の棚板からですが、脚部と一番長い216mmのポールで板を挟み込むように4本の足とポールを取り付けます。
さらにその4本のポールの上に同じく木製の板を置き、140mmのポールと挟み込んで固定します。
ここまでは一般的なラックと同じですよね。この先はガラスラック独特の一工夫を加えた組み立てになります。
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