クリーン電源導入後の改善
電源環境のノイズや電力波形歪みを計測してみたくて、2019年1月にPower Plant Premierを購入しましたが、どうしても機器の数が多く、ノイズの対応に苦慮するシアタールームの電源環境を整備するために試しに導入してみました。
使い始めて1ヶ月ほど経過したところで、ふと気づいたのです。最近POA-A1HDの電源連動が不具合を起こすことがなくなったな…と。Power Plant Premierを導入してから1度もないのですから、おそらくPower Plant Premierによる影響でしょう。
Power Plant Premierに収容している機器は以下の5台です。
- Marantz AV8802A
- DALI Helicon S600
- Pioneer UDP-LX800
- SIE Playstation4 Pro
- SIE Playstation3
Power Plant Premierを接続しているコンセントはPOA-A1HDと根元は同じ電源で、合計6台の機器が収容されています。少し前まではあと1~2台接続している機器が多いこともありましたが、プレーヤーを同時に電源をONにすることはほとんどありませんでした。
以前AVP-A1HD/POA-A1HDを使っていた頃は、AVP-A1HDの電源を入れると連動して同時にPOA-A1HDが起動するため、一瞬シアタールームの電灯が暗くなることがありました。一時的に電力が不足するのだと思います。
AV8802Aに変わってからは、消費電力が110Wから90Wに下がったこと、電源連動時のタイミングが一拍置いてPOA-A1HDが起動するようになったことから、以前のような電灯の明滅はなくなりましたが、電源供給が結構ギリギリなのでしょうね。
バッファ
AV8802AとPOA-A1HDの電源を落とすときに、例えばテレビの電源を落としたり、プレーヤーの電源を落としたりといった作業を直前に行うと、電源連動OFFがうまくいかなくなることがあることは経験則としてわかっていました。
AV8802Aから電源ON/OFFの信号がPOA-A1HDへ12V/150mAの電流が信号として送信されて、電源が連動することになりますが、おそらくAV8802A内でトリガー端子へ流し込む信号の電圧/電流値が不足するタイミングがあるのかなと思っていたのです。
そしてPower Plant Premierを導入したことにより、Power Plant Premierがその電圧/電流値の低下を防ぐバッファとして機能して、AV8802A内の電圧/電流値が安定し、POA-A1HDへ正常に信号が伝わるようになったのかなと考えています。
もうPOA-A1HDに残された時間も長くないかもしれませんが、買い替え候補が見つかるまでは頑張って欲しいものです。
Her-
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