予約するのか?
UDP-LX800の視聴会を終えた時点でかなりテンションが高ったのは、最初に書いた通り視聴会での音が想像以上に良かったことです。
SACDプレーヤーPioneer PD-70AEの音質的傾向を引き継いでいるだけあって、ユニバーサルプレーヤーとしての音質はこれまで体験した6機種(UDP-LX500は音は知らない)の中で、頭一つ抜けている印象を持ちました。
もちろんこの印象が自宅へ導入した際にそのまま反映されるとは限りませんので、できれば自宅試聴したいところではありますが、Pioneerへ直接問い合わせをしてもやはり個人には貸し出してくれないようで、もし自宅視聴したければ、ショップなどに交渉して発売後にお願いするしかないかもしれません。
不穏な気配
ただ、少し不安を感じるニュースが9月半ばに流れ、Pioneerが外資ファンドから600億円の出資を受け入れ、議決権の過半数を握られる実質身売りしてしまったので、今後UDP-LX800のドライブなどのパーツの供給に影響が出るのではないかと少し懸念しています。
定価で30万円を超えるプレーヤーが飛ぶように売れるなんてことは、このご時世ですからないと思いますが、もしパーツの供給が不足した場合UDP-205のように品薄になって価格高騰の恐れも出てきます。確実に手に入れるには初回ロットを押さえるのが望ましいでしょう。
見積もり
私がいつも価格が妥当な金額か考えるときの1つの指標に、定価の7割というのが基準としてありますが、その理由となるのが商品にかかる流通コストです。販売価格は多少数値は製品によって前後しますが、概ね以下のような計算で決まります。
販売価格=素材原価:25%+製品製造:30%+問屋:10%+販売店:35%
薄利多売が前提の量販店では、販売店の利益35%を削ることで価格を下げるのが基本的な販売方法になるでしょうから、叩き売りでなければ問屋からの仕入れの時点で定価の60~65%程度の価格になっているはずです。問屋を通さない直接取引などもありますが、実質70%程度が妥当な販売価格となるでしょう。
林檎のマークのメーカーのように価格を固定して値下げをさせない自由競争を阻害するメーカーもありますが、そうしたメーカーは別として、UDP-LX800の税込定価が394,200円ですから、7割とすると安いショップでも28万円を切るくらいが、底値として妥当な価格かなと思います。
実際発売前にいくつかのお店で見積もりを取得してみましたが、やはり30万円前後がスタートの価格になるようです。ポイントが付与される量販店でも、有名なシアター系のショップでも、価格差はほとんどありませんでした。
今回の記事の内容は概ね視聴会の3日後には終わっていたことですし、視聴会の1週間後にはすでに商品を押さえてもらうよう手配済みで、後は支払いをするだけでしたが、それも先日終わらせてきたので後はUDP-LX800の到着を待つのみです。
Her-
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