Bonnes Notes DRESSING APS-DR000T
昨年のアクセスランキングの集計をし始めたところで、今年は「オーディオ音質改善の極意」の第2弾として「きっと欲しくなる!極上の音質改善機器 for All Sound Gear」という付録本が2017年12月19日に発売していることに気づきました。
特別付録として、パイオニア製USB型ノイズクリーナーのUSBのオス端子とメス端子が付いたスルータイプが付いているそうです。
届いた「きっと欲しくなる!極上の音質改善機器 for All Sound Gear」の中身を参考に、気になるところをみてみます。
ムック本の中身から読み取れる情報
主要目次
- はじめてのBonnes Notes DRESSING
- Bonnes Notes DRESSING APS-DR000T&APS-DR005を聞く
- Bonnes Notes DRESSING 使いこなし 音楽ジャンル別 最適解を探せ!
- Message from Product Designer 2年目のBonnes Notes DRESSING
- DRESSING meets ホームシアター
- DRESSING meets ポータブルオーディオ
- DRESSING meets カーオーディオ
内容を確認してみると、今回付録としてついているスルータイプのAPS-DR000Tは、現在発売されているAPS-DR005のお試し版という位置づけになっていることが明記されています。
雑誌の中では以下のように傾向の違いが説明されています。
APS-DR005
選び抜かれたパーツと制振設計によるベストチューニングにより、解像度を落とさずに中域の厚みと力強さをアップしている。
APS-DR000T
APS-DR005の設計思想をベースに低域から中域間でバランスよくチューニングし、解像度と音場感が1ランクアップする。
また「オーディオ音質改善の極意」のAPS-DR000から音質的にも進化を遂げているとも書かれています。APS-DR000Tはスルータイプですが、APS-DR000のように終端タイプと同様の空き端子に接続するだけでも効果があるようで、終端タイプとスルータイプの比較試聴の様子が掲載されています。
APS-DR000の音質向上の理由として以下のようなことが書かれています。(抜粋)
- 電力供給元のDC-DCコンバータの影響でグラウンド(電源)ラインにノイズが発生
- 電源ラインのノイズによってIC回路が不安定になりジッター増加
- データラインの高周波ノイズが隣接した電源ラインにノイズ混入
電源ラインのノイズがデータラインにジッターを増やし、信号ラインの高周波が電源のノイズを増やすという、相互に悪影響を及ぼしあって音質的に不安定になるので、電源ラインのノイズを低減すれば音も良くなるという根拠になっています。
データラインにノイズフィルタが入っているという記述は見当たりませんね。
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