オーディオポートエンハンサー HFAE
試作モデル「HFAE」は、様々なデジタルオーディオ出力を持ったオーディオポートエンハンサーです。デジタルデジタルコンバーター(DDC)機能を搭載して、HFAS1シリーズから出力されるUSBオーディオ信号を、USB入力を持たないデジタルオーディオコンバーター(DAC)に出力することが可能です。
エンハンス(enhance)は高める、向上させるや拡大、拡張するという意味があります。
オーディオでいわゆるエンハンサーというと、エフェクトを思わせますが、わざわざポートエンハンサーと名づけられているところから見ても、おそらく「拡張する」という意味で、単純にインターフェース間の相互接続を可能にするデバイスなんでしょうね。
リアパネルから見るに、fidataからUSBケーブルで接続して、同軸デジタル、光デジタル、AES、HDMI(I2S)などへの出力形式を増やす事が前提のように見えます。その他にHFAEにはどんな機能が盛り込まれているのかは気になるところですね。
そして、これだけ文章内に試作品と書かれています。ということはもう基本的な設計や形はできているということでしょうから、これが一番最初に発売されるような印象を受けますね。
USBケーブルとLANケーブル
LANケーブル HFLCシリーズとUSBケーブル HFU2シリーズも展示されていました。
コネクタは豪華ですし、導体は無酸素銅(OFC)に銀メッキをしたものだそうですが、これだけ高価なんですから、シールドやメッシュの素材にもさぞかしいい素材を使っているのでしょうが、明記していないところがやや疑問ですね。
現時点で気になるのはスイッチングハブ
ケーブル以外はすべて参考出展なので、もう少し詳しい仕様などが出てくるのを待つしかないですね。オーディオ用スイッチングハブといえば、テレガードナー M12 SWITCH GOLDやWaversaSystems WSmartHubなどがすでに販売されています。
以前WSmartHubはお借りして試聴してみましたが、バッテリ駆動のよさははっきり出ていたと思います。
上記2機種は、いずれも10万円を超える高価なスイッチングハブですが、HFAHの見た目から筐体は削りだしなどではなく、普通のスチールに見えますし、そこまで高価には見えませんね。価格設定も気になるところです。
パソコン用のスイッチングハブに少し手を入れただけなのか、本格的にオーディオ用として低ノイズなスイッチングハブに仕上がってくるのか、価格と性能のバランスと合わせてとても気になるところです。
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