静音静に驚くD100/E100
D100を実際にDELAに接続してリッピングする動作を見せてもらいましたが、動作中もランプを見なければわからないくらいの静音性に驚きます。
今回の展示ではこのドライブは触らせてもらえたので、動作中の振動具合も確認してみましたが、じっくり触って振動しているのがわかるくらいの微振動しかしておらず、公式には公開されている情報ではありませんが、内周4倍速、外周10倍速くらい、平均で8倍速くらいで読み取りをしているそうです。
E100と振動状態を比べてみましたが、ほとんど差はなく、触る箇所によってはE100の方がわずかに揺れていたかなぁという程度の差でした。
動作中に振動が少ない理由には回転制御だけでなく、やはりアルミでできたこの筐体が生きていると思います。実際に持たせてもらえましたが、持ち上げるのが少し怖いくらい重いです。アルミ合金は比較的振動減衰性の高い材料ですから、回転制御と制振性能の両面で振動を抑制しているのでしょう。
すでに売り切れになっている限定モデルD10はサイドパネルまでアルミで、5面削り出しアルミを使っているそうですし、ドライブもさらなる静音モデルとなっているそうですから、これ以上に静かということですね。恐るべし。
動作中もランプは点滅せず、点灯して色で表現する見た目の静かさも重視して設計しているようです。電源回路にはDELA N1シリーズ同様の大容量コンデンサを搭載しているそうなので、LEDの点灯制御と合わせて、電源周りも通常のドライブよりノイズが少ないのでしょう。
USB端子のデイジーチェーンとリクロック
リアパネルを見ると、ACアダプタ用のコネクタに加え、USB端子がTypeAとTypeBの2つ用意されています。
これはDELAやパソコンなどとUSB TypeB端子で接続しUSB TypeA端子でE100などの外付けドライブを接続するデイジーチェーンに対応し、D100のNDK製クロックによって、リクロックする効果も見込めるそうです。
意味もなくほしくなるドライブ
私の場合はE100が必要になりそうなシーンがあまりありませんが、DELAの容量が不足する場合にE100で容量を拡張することもできますし、仕様でも確認しましたが、他社のUSBポートを備えたプレーヤーやトランスポートで使用できますので、容量不足に陥った場合はいい選択肢になるでしょうね。
先日リッピングドライブとして、Pioneer BDR-XD07LEを購入しました。
リッピング時にパーフェクトリッピングできるPureRead機能を搭載しているので、データとしての完全性が確保できていれば文句ありませんが、D100の静音性を目にすると、D100をリッピングドライブとして使ってみたくなりますね。
あまりリッピングドライブを重視していない私にも、このD100/D10はなかなか魅力的なドライブにみえます。もうD10は入手困難ですが、次期モデルが出るときにはまた限定上位機種を検討するとおっしゃってましたので、欲しくても購入できなかった人はそちらを待つといいかもしれません。
Her-
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