中庸なバランスか突き抜け感か
3本の中で1本を選ぶとしたら、全体のバランスをとるなら「青」でしょうかね。中庸ではありますが一番バランスが良いので評価する方も多いと思います。いい意味でOIKLANケーブルの中音域の味を残しているケーブルですが、私としては高音の突き抜け感、低音の質量が物足りないです。
我が家の環境においての評価ですが、よくあるオーディオ雑誌などで書かれている高音と低音のバランスを示すパラメータ表で表現すると以下のような印象です。
「高音□□■■■■■■□□低音」
赤はもっと狭かったと思いますが、このバランスがリスナーに安心感をもたらしているのでしょう。
「白」を選ぶ
「白」に関しては、重量感とダンピング感、高音の突き抜け感などに、よりハイエンドケーブルに近い気配が漂っていて、私個人はこれを選ぶかなと思います。以下のようなパラメータですかね。
「高音□■■■■■■■■□低音」
「白」は「青」より細部に手を入れて、より広い音域を特定の音域を強調せずに平坦に表現することに長けているような印象ですから、私は3本の中では「白」を選ぶと思いますが、「青」にある空間のすっきりとした抜けの良さがあるとベターですね。
十字介在によるセパレーション
高音の突き抜け感や低音の重量感につながっているのが、今回「白」で採用された疑似的な十字介在によるものではないかと思っています。
十字介在によりクロストークが軽減されると、ノイズが及ぼす音の微細な部分への悪影響を低減でき、それが高音の突き抜け感や、低音の重量感とダンピング感というメリハリのある音へ繋がっているのでしょう。
この「白」のシースルーな見た目が涼やかできれいですよね。シースを変えると空間の抜けの良さを改善できそうな気がしてます。あくまでも個人の勝手な推測ですが…。
Her-
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