D-RENを追加してテスト
2曲を聞き終わった後にD-RENをDMP-UB900の下、脚のインシュレータの下に敷いて同じ曲を再生してみて、その違いを聞き比べしてみることになりました。
D-RENはパッと見ただの厚めのゴムです。触っているとゴムの独特の匂いがします。構造的には、純マグネシウムと特殊人工ゴムのハイブリット構造だそうですが、マグネシウムは存在感がなく、見た目も匂いもただの八角形のゴムという感じです。
D-RENを導入すると音はガラッと雰囲気を変えます。リスニングポイントから外れて聞いていたので、定位などについてはわかりませんでしたが、帯域バランスが大きく変化し、低音が大きく下へ伸び、かといってブーミーになるわけでもなく、不満を感じていたDMP-UB900の低音の質が改善されました。
D-RENはゴムなので、時間がたつと機器の重みでまた性質が変化しそうですし、耐熱性ゴムのようですが、熱を持つ重い機器に使うと、溶けてインシュレータなどにくっついてしまわないか不安です。音の激変っぷりにもやや不安を覚えますが、プレーヤ以外にも試してみたくなりますね。
そのままD-RENを装着した状態で、音声用のHDMIケーブルを私の使っているAUDIOQUEST HDMI-3(1m)から平型HDMIケーブルとの比較をするつもりでしたが、Fさんがavacで購入されたTDL製の丸形HDMIケーブルを持参されていたので、丸形ケーブル同士の比較となりました。
AUDIOQUEST HDMI-3で聞いていた時に比べ、音が元気になる印象に変わり、それと引き換えにやや音のセパレーションが甘くなる印象です。ケーブルの価格を考えるとコストパフォーマンスは良いのではないかと感じました。
私感ですが、フラット型のケーブル解像度の高い音にはなりますが、やや量感や低音域の伸びが不足する傾向があると感じていて、今回の比較はその再確認のためだったのですが、予想された通りの結果となりました。
DTS:Xのデモ再生
HDMIケーブルを戻して、DEMO WORLDのHPからダウンロードしたDTS:Xのデモデータ(各チャンネル再生チェック)を再生することになりました。
サンプル名:「Sound Unbound Callout 11.1」
※データ名:「dts_sound_unbound_callout_11.1_lossless-DWEU」
Fさんのお宅ではこのデモデータの再生をすると一部のスピーカーの再生に偏りが出るそうで、私の部屋で同じものを再生して、データの異常なのか、システムの問題なのかを確認したかったそうです。
FさんからAV8802AにUSBメモリを接続して再生しても再生できないということだったので、DMP-UB900のUSBポートに接続して再生を試みましたが、USB経由では再生がうまくいきませんでした。(※DTSの2015年版デモディスクでDTS:Xの再生は問題ないことは直後に確認済み)
切り分けをしている時間はなかったので、再生できないままテストを終了しました。
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