ネットワーク技術を使ったノイズ対策
インターネットへ接続しているNEC Aterm WR9500Nの配下に、業務用ルータYAMAHA RTX1100を使って、他のネットワークとネットワークオーディオ用ネットワークを分割しています。これによって他のネットワークからの不要な通信(問い合わせなど)を遮断し、各機器の不必要な動作を減らすことでノイズを低減しています。
他のネットワークとネットワークオーディオ用のネットワークは別のネットワークなので、タブレットパソコン(iPadなど)のために、無線LAN接続用の無線アクセスポイントが別途専用で設置されています。コントローラとなるタブレットパソコン以外はネットワークオーディオ用ネットワークにはパソコン類は接続されていません。
また、光メディアコンバータSANWASUPPLY LAN-EC202Cを使って一度LANの通信を金属の電気信号から光信号に変えて、他のネットワークとの間を電気的に遮断した構成になっていて、ルータや無線LANアクセスポイントの発するノイズもケーブル経由で伝わらないように、光メディアコンバータで遮断してあります。
AV機器などでも光デジタルケーブルが使われますが、規格の違いはあるものの原理的には同じです。
以上のように業務用ネットワーク技術のノウハウをオーディオに応用することによって、他のネットワークからの不要な通信と、電気的ノイズを大幅に除去しています。
ここら辺のノウハウについては、少し技術的な話になるので、もっと詳しく知りたいという方は別途まとめてある記事をご覧ください。
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オーディオカスタムしたスイッチングハブ
メインのスイッチングハブにはバッテリで駆動が可能なモデルでPlanex FX-08miniという機種にAcoustic Reviveのオーディオ的ノウハウを投入したカスタム品になっています。
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シアタールームに設置されている光メディアコンバータとともにAcousitc Revive バッテリリファレンス電源 RBR-1というバッテリを基準電力としたアナログ電源を使っていて、バッテリ駆動の静けさとアナログ電源駆動の力強さを良い所取りした電源から供給し、ACアダプタ由来のノイズを取り除いてあります。
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スイッチングハブ、光メディアコンバータともに電源供給用のケーブルもAcoustic Revive製のケーブルをカスタマイズしたものを使用して、パソコン用ネットワーク機器の弱点を補うオーディオカスタマイズを行っています。
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