10月(4本)
ハムナプトラ2/黄金のピラミッド ※
SCOOP!
四月は君の嘘
エイリアン:コヴェナント ※
11月(2本)
LUCY ※
ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 ※
12月(4本)
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 ※
ジェイソン・ボーン ※
スーサイド・スクワッド ※
スノーホワイト ※
下半期印象に残った作品
「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」は安定して面白かったけど、斬新さはありません。後述しますが、「四月は君の嘘」は好きだけど、アニメの方が感情移入がしやすかった。一番の違和感は楽器の演奏に対する違和感だと思いますが、何でもかんでも広瀬すずさんというのも飽きるし、同じ広瀬すずさん主演でも上半期に見た「ちはやふる」の方が良かったです。
バーレスク
それ以外あまり印象に残る作品はありませんでしたが、唯一楽しいと思ったのはバーレスクでした。
ストーリーはさほど目新しいところはないですが、クリスティーナ・アギレラの見た目を裏切るパワフルな歌声とダンスに、一発でかっこいい!と魅了される作品でした。エンターテイメントとしてとても楽しく見ることが出来ました。
今年の映画を見る中での心境の変化
上記の特に上半期のリストを見ていただくとわかりますが、1~3月と4~6月との間で何か変化を感じるでしょうか?
そう4~6月になると極端に洋画が減り、邦画が増えています。パーセンテージに直すと顕著で、洋画の比率が1~3月が84.4%と8割以上に対して、4~6月が47.4%と、半分以下に落ち込んでいます。そしてその後7~8月はパタッと見なくなりました。
これは私にも良くわからないのですが、一言で言うなら「洋画に飽きた」ということではないかと思います。私は比較的ヒューマンドラマが好きで、人の心情の変化などの描写に重きおきます。
スターウォーズや、アメリカンヒーローもの、戦争ものなど洋画は、「正義が悪を倒す」という構図が比較的ハッキリしているものが多く、エンターテイメントとしては面白いですが、やや後に残る後味や余韻が薄いものが多いです。
海外の映画にもそういった後味や余韻が感じられる映画も多数ありますが、根本的に抱いている心の在り方や文化的な背景が違うので、理解できない部分が残る消化不良が起こります。
例えば恋愛の駆け引きは海外は大胆ですが、日本の映画はもう少し淡さがあったり、感情表現がストレートではない良さがあります。戦争に対する誇りの持ち方も、力や権力に焦点がある海外に対して、日本の映画は武士道であったり、犠牲心であったりに焦点がおかれることが多く、「共感」出来る確率、範囲は邦画の方が大きいです。
また最近多い、女性を主人公にしたヒーローものも時代の流れなのかもしれませんが、個人的にはあまり共感できません。女性が格好いいイケメンを見ている方が楽しいのと同じように、男性が映像としてみていたいのは強くてかっこいい女性より、美しくてかわいい女性というのは自然なことでしょう。映画製作が女性優位に偏重していくと映画は夢がありません。
最近以前ほど邦画のクオリティが洋画に劣るということが少なくなってきて、見やすくなっているというのもあるかもしれませんが、洋画を見た後に残る消化不良感があるのと、以前ほど洋画の世界に対する夢や憧れや、目新しさを感じなくなっているのが原因かなとなんとなく思っています。
では映画を見なくなった7~8月、下半期は何をしていたのでしょうか?
コメント
こんばんは。
4KやUHDを主とすると、どうしても最近のハリウッド・メジャーが中心になるので、洋画に対してはそう感じられるんでしょうね。
いまだにDVDしか出ない映画もありますけど、そういう地味な映画には良いものもあるのですが、そういうのはヨーロッパの映画であったり、アメリカ映画でもメジャーの製作じゃなかったりですからね。
以前のような、低予算ゆえに細かい部分に力を入れられないのがハッキリ分かるようなビンボー臭い日本映画は少なくなりましたけど、公開前後にテレビに主演俳優が出まくるようなヒットを狙った映画では、特に企画と脚本の貧困さは進んでいるように思います。
そんなこともあって、UB900を持っていながら、UHD-BDを買うことがなく、4K環境を早く整えたいという気持ちにもならないんです(^^;
daisiさん、コメントありがとうございます。
4K環境を整えたので、自然と洋画は4Kを中心に見るようになって逝きますが、確かに対策ばかり目にしているので「飽きた」と感じるのかもしれません。
邦画を見ていても「これ面白いな!」と思う作品は少ないですし、7月8月のように観ない時間を作る必要があったみたいです。
4Kはきれいですよ!でも大事なのはソフトの中身ですよね。