Planex FX-08mini(2016年2月~)
以前からFX-05miniより、FX-08miniの方が音がいいという情報は耳にしていましたが、私なりにノイズの飛び込む口となる空きポートが少ない方が有利であろうという判断でFX-05miniを選んでいました。
しかしバッテリ駆動の音の良さを知ってから、実際に試してみたくなって、FX-08miniを購入したところ、その違いにあんぐり…。設計による違いなのか、左右対称であることによってノイズ低減に有利な条件がそろうのか、全くわかりませんがFX-08miniへと入れ替えることになりました。
バックアップとしてもう1台購入したところで、メーカーで販売終息となってしまいました。安くて手軽に高音質な環境を作ることができる機種だったので、とても残念です。
Planex FX-08mini A-Custom(2017年3月~)
この一般的なパソコン周辺機器であるFX-08miniにオーディオ向けのカスタマイズを施したらどう変わるのか?という想像、願望を叶えてくれるメーカーを常々探してはいましたが、そんな個人の要望に取り合ってくれるメーカーに運よく出会うことができました。Acoustic Revive社に実現してもらったのが、FX-08mini Acoustic Revive Customです。
鉱石とカーボン系の塗料を塗布し、天然シルクを添付による電磁波対策と天然クオーツによる振動制御などを施してもらいました。
効果のほどはレビューをご覧いただきたいと思いますが、この後、光メディアコンバータの導入。
何度か光メディアコンバータを交換しつつ、さらに電源をバッテリから、バッテリリファレンス電源 Acoustic Revive RBR-1へ交換して今に至ります。
その後、WaversaSystems WSmartHubを試してみて、その音を聞いてみてはっきり感じたのは、ここまでのノイズ低減や振動対策のアプローチは間違っていなかったなということでした。
今後オーディオ専用スイッチングハブを導入する日が来るかもしれませんが、私が取り組んできたネットワークオーディオの基幹ともいえるスイッチングハブの歴史は以上です。
Her-
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コメント
Herさん、こんにちは。
こうやって見てみると色々試してこられた結果行き着いたのがFX-08mなんですね。
実は今ハブを弄って変化を観察してる最中でしたので、この記事はまさにクリティカルでして( ^ω^ )
ハブを変えると音が変わる!と言うのは今では認識されてますが、ではなぜ変わるのでしょう?音のいいハブの条件って?
機器によっての違いを書かれてる方は多くいらっしゃいますが、そこまで突っ込んで書かれてるのまだ見たことがありません。
私はHerさんはこの筋のプロの方と認識しています( ^ω^ )どうかこの謎の解明をしていただきたい!首をなが〜くしてお待ちしてます。
こんにちは、おいけさん。コメントありがとうございます。
ノイズなどに対する私の考え方は「ネットワークオーディオをネットワークに接続してはいけない」の連載でも触れていますが、一応私の中にスイッチングハブを選ぶ基準のようなものはあります。その基準についてはまたどこかで書いてみたいと思いますが、ハブを変えると音が変わる!と言う謎を解明するにはネットワークの知識だけではなく、電子回路やノイズの計測に関する知識がもっと必要だと思うので、私の知識だけでは不足していると感じています。更なる勉強が必要ですね。