2022/1/20不定期更新に変更します

出水電器オーディオ専用電源工事の長期モニタリング(8)黒相コンセントの新旧比較

PS Audio

歪み率の計測結果

下の図は新設のオーディオルームの一般コンセント(赤)、EO-01のコンセント(水色)の日曜日から土曜日の間1時間ごとにデータを取得した歪み率(%THD)の値を並べたものです。歪み率は低い方が優位です。

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この図でもオーディオルームの一般コンセント(赤)の方が歪み率が高く、電源の質が悪いのがわかりますが、変動の仕方はどちらもよく似ていて相関関係が見られます。

平均、最低と最高の値の比較~歪み率~

各コンセントの歪み率(%THD)を1週間の平均を算出と、最低と最高の値を抽出してみると以下の通りです。

歪み率(平均) 歪み率(最低) 歪み率(最高)
黒相(オーディオルーム一般コンセント):赤色 1.839%THD 1.5%THD 2.1%THD
黒相(EO-01):水色 1.761%THD 1.5%THD 2.0%THD

最低値、最高値に大きな差はありませんが、平均歪み率を見ると前回の測定結果(15.8%差)程、差異は大きくありませんが、やはりEO-01に明らかな優位性(4.4%差)が見られます。

同時に計測してわかる幹線分岐の安定性

同時に計測を行ってみて電圧の安定性や歪み率の差があるのははっきりわかり、100Vを切るような大きな電圧降下がないのは、幹線分岐による成果なのかもしれません。

一般コンセントでも電圧も100Vを切ることなく、歪み率も平均で2%以内という言ことであれば、一般電気機器にはさほど影響はないと思いますが、歪み率が4.4%違うと微量のノイズや電圧の変動から受けるオーディオ機器への影響は大きいかもしれません。

さて次は赤相の計測に入りますが、黒相同様に明確な差が現れるのか?それとも工事の結果が数値に現れないという寂しい結果が出るのか、比較してみてみましょう。

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