ノイズを除去する仕組み
電源に使うノイズフィルタと聞くとオーディオの世界では、音にノイズ感がなくなりスッキリする長所と同時に、音やせやギスギス感といった副作用をイメージする人も多いと思います。ノイズの源となる高い周波数の信号を通しにくくすることによって、クリーンな波形の電気を取り出すものです。
一方アイソレーション・トランスや安定化電源といった電源波形を再生成することで、ノイズを取り除く方法があり、どちらかというとオーディオ愛好家の中ではこちらが正攻法と考えられています。
ノイズフィルタのようにノイズを通さなくする仕組みや、安定化電源のように電源を再生成する仕組みでもなく、ノイズキャンセラーという仕組みを採用しているのがiFi Audioです。
ノイズキャンセラー
私はノイズキャンセラーはノイズフィルタとは別物だと思っていますが、ノイズキャンセラーと聞くと、ヘッドフォンやイヤフォンを思い浮かべる方もいると思います。簡単に言えば騒音やノイズとなる波形に相殺できる反対側の力を持った波形をぶつけ、打ち消してしまうことで騒音やノイズを無効化する手法です。
正常な電気信号の波形と、ノイズとなる波形を分離した後、ノイズとなる波形と真逆の波形を人工的に作り出して打ち消すことになるので、原理的にはクリアな電気信号の波形を取り出すことができるはずです。
その技術を電源に応用した製品がiFi Audioより販売されているのは、技術的な裏付けのあるものなので、以前から興味はありましたが、実際に導入したときの効果がわからないまま購入するのは気が引けたので、今回代理店となるトップウィングさんからお借りすることにしました。
トップウィング取り扱い商品の貸し出しについて
トップウィングでは、以下のメーカーの商品の貸し出しをしています。
- iFi-Audio
- KINGSOUND
- M2TECH
貸し出し申し込みページ
貸し出し申し込み用のHPは以下にあります。
必要な情報は名前や住所、メールアドレス、電話番号に加えて身分証明書の画像を送付する必要があるので、少し敷居が高いですが、最大で7日間お借りすることができます。現在個人への貸し出しについては中止していて、再開は1月中旬ということですが、今回特別に貸し出していただきました。近い内に再開されるでしょう。
iFi-Audioの製品を全部で3種類お借りすることにしましたが、期間が7日間と限られているので、1つずつお借りして試そうと思っています。まず最初はiFi-Audio iPurifier DCです。
まずはその特長などを見てみましょう。
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