ここにも第一分電盤と同じように安全ブレーカーに接続する白黒ケーブルをツイストする加工が施されています。漏電ブレーカーの結線は銅製でネジも含めて交換されていないようですね。
上記のような対策1つ1つの効果はさほど大きなことではありませんが、1つ1つ対策を積み重ねていくことで、オーディオシステムから出てくる音には大きな違いが出るのだと、島元社長は力説されてましたね。
あわや大惨事!
家庭用分電盤に手を入れるためには、当然幹線からの電力供給を止めなくては作業ができませんので、昼食後の1時間の停電を予定していましたが、少々ハプニングがあり工事が中断したため停電時間が2時間ほどになってしまいました。
分電盤の作業は島元社長が自ら梯子に上って作業をされており、私もすぐ下でその様子を観察していましたが、この作業中に梯子を支えていた作業員の方が気を失って、支えていた梯子ごと引っ張る形で倒れてしまい、島元社長が梯子から落ちそうになるハプニングがありました。
幸い島元社長がたまたま梯子の上に座ったタイミングで、重心が安定していたため梯子は倒れずにずれただけで済みましたが、立って作業をしている最中だったら、島元社長が後ろ向きに倒れていたかもしれません…。もしそうだったら無事では済まなかったでしょうし、下にいた私も含めて3人が大怪我をする大惨事になりかねませんでしたので、不幸中の幸いでした。
急遽倒れた作業員の方を病院へ連れて行くということで、島元社長と倒れた作業員の方がいなくなり、6人から4人体制になってしまったものの、上で屋内配線をされていたベテラン作業者の方が工事を代わりに作業していただき事なきを得ました。腕の立つベテランたちが臨機応変に作業していただけたので助かりました。
場合によっては、出水電器のオーディオ専用電源工事が今後できなくなるかもしれない事故になっていたかもしれませんが、倒れた方も幸い命に別状はなかったそうですし、誰も怪我などをせずに済んで本当に良かったです。
停電時に役立つバッテリ
上記の作業を行うために家中の電力がカットされるのでいろいろ不都合もありましたが、バッテリのあるものは最低限使えます。例えばノートパソコンなどを使えましたが、通信設備が止まってしまうので、そこはHONDA LiB-AID E500 for Musicを使って通信設備だけ動作させていましたね。
電気が使えないといろいろ不都合が多くて、コーヒーが飲みたいと思ってもネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50を使えず、冷蔵庫は保温するために開けられず、トイレを流すときの電力がないので流せないとか、電気がいつも当たり前にあってできていることが、できない不便さを実感する1日でした。こんな形でHONDA LiB-AID E500 for Musicが役に立つとは思いませんでしたが、電気工事をするときはあらかじめ用意しておくと便利ですね。
さて、次はシアタールームへの入線と配線工事などについてみていきましょう。
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