契約アンペアブレーカーの移動
我が家の契約アンペアブレーカーNational BCW-50/BCW350は、建築当初からある1階の分電盤の中にあります。私もすっかり忘れていましたが、実はボックスの両サイドには2008年頃からfo.Qシートが貼ってあったりします。
このBCW-50/BCW350をfo.Qシートを付けたまま、外に用意したボックスへと移動します。上下で比べると色が違うのがわかるかもしれませんが、契約アンペアブレーカーにケーブルを固定する圧着端子はメッキのない銅製、固定するネジは非磁性のチタンネジを採用しています。
箱の下から入ってきている緑色のケーブルが、今回工事をしたオーディオ専用のアースケーブルで、左下から出ている線が、今回のオーディオ専用配線となります。右側の配線は家庭用分電盤行ですね。このあたりの作業も午前中から一人でやっていらっしゃいましたね。
線材について
今回線材については特に指定などはせず、出水電器さんが手配したものをそのまま使っています。FUJIKURA DIA 600V CVと記載があります。「JE0207006」とありますので「600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル」ですから、絶縁体は架橋ポリエチレンのケーブルでしょう。
一般的なPVC(ポリ塩化ビニル)よりPE(ポリエチレン)の方が低誘電率で有利なので、オーディオ向けとしては悪くないチョイスです。外から引き込むケーブルには14mm2と記載されていますので14sqのケーブルですね。多分1m単価は1000円以下だと思います。
今回契約アンペアブレーカーを外出しにしたのは、幹線分岐をしてオーディオ専用分電盤を設置するのに、家庭用分電盤との経路上の距離をとることによるノイズ低減効果と、今後の幹線張替え工事なども考慮に入れて、工事をしやすくすることが狙いです。
長くなりましたのでまた次回にしますが、次は家庭用分電盤のノイズ対策について触れておきましょうかね。
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