総評
音について、FURUTECH NCFシリーズとAcoustic Revive POWER REFERENCE-TripleCの組み合わせには、音が出る瞬間に静かな暗闇からスポットライトを浴びたように浮き上がる生々しさが感じられますが、壁コンセントもGTX-D NFC(R)に交換すると同様の傾向があり、滲み出す情報量によって、拡がる余韻がミルフィーユのように何層にも重なり、それが音圧となって押し寄せてくるような印象を持ちます。
映像については、精細感、発色、明暗のコントラストとグラデーションなど、テレビやゲーム機、AVアンプなど、それぞれの機器に供給される電源の質が上がっていることを感じさせられるハッと開けるような映像の鮮やかさに目を奪われます。
音についても、映像についても、こうした解像度の高さは、電磁波などのノイズの影響が最小限にとどめられ、エネルギー感や安定感は接点の安定などからくる電源供給の安定などが大きく影響していると思われますが、コンセント単体の性能のよさだけではなく、コンセントベースCB-1DBやコンセントカバーCFRP-1などのサポートの影響もかなり高いのではないかと思います。
本来ならば、コンセントベースやコンセントカバーなどを付け外ししながら、単体での評価を行いたいところですが、残念ながらその度に電気工事をしている余裕もありません。
今回のAcoustic Revive POWER REFERECE-TripleCの導入から始まったNCFプラグFURUTECH FI-50M NCF(R)/FI-50 NCF(R)、NCFコンセントFURUTECH GTX-D NFC(R)への交換までのプロセスにおいて、振動対策、電磁波のようなノイズ対策は電源にとってはとても大切だと感じさせられますね。
もう少し安ければ、コンセント(副)①や②もまとめてFURUTECH GTX-D NCF(R)とAcoustic Revive CB-1DB/CFRP-1の組み合わせに交換してしまいたいくらいです。すっかりFURUTECH NCFシリーズはお気に入りになりました。
こうして少しずつ上流に向かって改善していくたびに、機器が持っているポテンシャルがぐいぐいと引き出されていくのが感じられ、自分が機器のポテンシャルを引き出しきれていないんだなということを実感させられました。
何か始めたときより話が大きくなってしまって寄り道しまくっているような気がしますが、まだこれで電源環境の整備は終わったわけではなく道半ばです。今後電源タップの交換とより線電源ケーブルの排除が残っています。
Her-
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