2024/10/19不定期ですが更新を再開します

DMP-UB900の音質改善にHDMIケーブルを変更

8K/4K/HDR&DolbyAtmos

私が所有しているHDMIケーブルの中で丸形で一番良いものを試してみます。

変更するケーブル

現在の音声出力用ケーブルは、WireWorld PSH(シリーズ6)(定価(税込):84000円)で現行品の1つ前の世代のケーブルで当時(2010年)のラインナップの最上位版になります。シリーズ7が発売されて価格が落ちたときに購入しました。

ホームシアター 4K/HDR Panasonic DMP-UB900 Urtra HD Blu-ray 4K Ultra HD HDMIケーブル 音質

構造はフラット型で導体には銀、コネクタカバーにはカーボンファイバーを使っています。伝送速度は30Gbpsを謳っており、現在の4K(HDMI2.0)で必要とされる18Gbpsを大きく上回るスペックを有しています。画質は解像度の高さ、発色の良さとも申し分なく、音質も音場の広がり、解像度の高い美音系のケーブルで、ゆるくなりがちがHDMIケーブルの挿し心地も比較的しっかりしているケーブルで、手元にあるHDMIケーブルの中ではお気に入りの1本です。

そして今回WireWorld PSHに代わり、音声出力用ケーブルとして使うのはAudioQuest HDMI-3(定価(税込)39800円)です。2004年に発売されたケーブルで、初めてBlu-rayレコーダ Panasonic DMR-BW200を購入し、その接続用に購入したもので、当時のラインナップで最上位のケーブルだったと思います。現在のラインナップとは違いDBSは搭載していません。(正規代理店で購入した本物です。)

ホームシアター 4K/HDR Panasonic DMP-UB900 Urtra HD Blu-ray 4K Ultra HD HDMIケーブル 音質

スペックは明記されていませんが、導体には6.1%銀でコーティングされた銅線、プラグは金メッキされ、ケーブルにはフェライトコアが2つ装着されています。HDMI1.3当時に使えていたので伝送速度は10.2Gbpsには対応しているのではないかと思います。音声出力用には十分な性能でしょう。

映像は当時同時に購入したフラット型ケーブルWIREWORLD SSH5-2(1m)と比べるとやや鈍く、フォーカスの甘い画質だったと記憶していますが、音質に関しては、こちらの方が中低域に厚みのある音調だったと思います。

世代後退が進んでいく中で、映像の鈍いこのケーブルは徐々にその活躍の場を失い、ケーブルの箱の山の中に埋もれていました。10年以上前のケーブルですから仕方ないですが…。ちなみにはWIREWORLD SSH5-2まだ一応現役でSONY Playstation3向けに使われています。

変更してみた結果音は…

個人的に良く試聴ソフトに使うスターウォーズ エピソード3(Blu-ray)の冒頭の飛行機が宇宙の宇宙船の間をすり抜けて飛んでいくシーンを中心に見てみました。

主人公が宇宙空間を飛行機で飛びながら、大型の戦艦と飛び交うビームやミサイルの間をすり抜けながら飛んでいくシーンで、戦艦すれすれに飛んでいくシーンや、目の前で戦艦が爆発しその中を通り抜けるシーンなど、重低音は明らかに重心が低くなり、ゴゴゴ…と部屋の中に鳴り響きます。

空間表現は変更前のWireWorld PSHの方が広いですが、DMP-UB900自体の空間表現や解像度などが非常に高いので、あまり気になりません。映像は今まで通りAIM PAVA-R01(1.0m)を使っているので変わりありませんし、以前より音のバランスは良くなったようなので、このまま使ってみようと思います。適材適所ってことですね。

Panasonic DIGA DMR-BZT9000も映像音声分離出力しているので、こちらも音声もWireWorld PSHではなく、丸形使った方がいいかもしれない…。音質重視といわれているSAEC SH1010SONY DLC-9150ESDMP-UB900に導入することも検討しようかな…。

SONY HDMIケーブル DLC-9150ESを購入~DMP-UB900の音声用ケーブルとして~
音声出力に適したHDMIケーブル 以前、Panasonic DMP-UB900のレビューをした際に、音質がやや腰高で物足りないという感想を持ったことで、眠っていたHDMIケーブルAUDIOQUEST HDMI-3をDMP-UB900の音声出...

Her-
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コメント

  1. daisi より:

    ウチのHDMI-3は片側がDVI・・・
    というわけで、音には使えないのです。。。(泣)

    ソニーの9150ESは以前から気になっているんです。
    ソニーが付けた定価7万円とケーブル専業メーカーの定価7万円とでは、企業規模からして意味が変わってくるように思うんです。
    もちろん高ければ良いというわけでもないし、好みもあるので、ものさしのひとつでしかないのですけども。

    ところで、ウチは映像と音声を分離して出力しているのですが、映像用HDMIケーブルを変えると音も変わったような気がしたんです。
    そんな風に感じられたことはありませんでしたか?

    • Hermitage Hermitage より:

      daisiさん、コメントありがとうございます。

      当時はまだDVI-HDMIケーブルがありましたね。
      今となっては使い道が難しいケーブルですが…。

      SONY DLC-9150ESはチョット高すぎて手が出ませんね。
      量産品を販売していないオーディオメーカーと
      量産品が主のソニーとでは価格の意味合いも違うでしょうけど
      どのくらいの音質差があるのかは気になるところです。

      映像音声分離出力のケーブルを
      音声側だけ変えても今回は特に映像に違いは感じませんでしたが
      映像側だけ変更するという経験がないので何とも言えませんが
      ケーブルの性質(ノイズ耐性など)が変われば
      機器に与える影響も変わりそうですから、変化は起こるかもしれませんね。

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